司法書士 関東ブロック研修開始!

こんばんは。今日は久しぶりの雨でした。それにしても一番寒い季節のはずなんですが、寒さが少し緩んでいるような気がしますね。

さて、先週の土曜日から司法書士の関東ブロック研修が始まっています。ほぼ毎日朝から晩まで研修三昧であり、今日は丁度真ん中の休みでした。休みっていっても雨の中仕事で外出していたんですけど・・・。

話がそれました。司法書士の世界は、全国的な中央研修と各県別の単位会研修以外に地域単位のブロック研修なるものがあるようです。絶対人数が少ないからなんでしょうね。そのブロック研修なるものに参加しています。

関東ブロックの研修は横浜の東戸塚というところである企業の研修会場を使わせて貰って行っています。東京からの出席者が圧倒的に多いと思うのですが、やはり会場費用などを考慮すると東京で開催するのは難しいのかも知れませんね。

参加する方としては交通費がかかりますし、何よりも往復するのに時間を結構取られます。通勤時間帯とかぶりますし、しょっちゅう事故などによる遅延が発生しているところを通過していくことになるため、東京の新宿からでも1時間半以上余裕を見ておく必要があります。これが結構大変なんですよね。

研修内容についてですが、東京会は規模も大きいのでブロック会の研修とかぶるものも多いみたいですが、ブロック会ではロールプレイとかあったりして面白いですね。3日目に決済のロールプレイをやりましたが、これがなかなかに一筋縄にはいかないんですね。どうしても抜けがあります。

実際に業務が始まると独りで本番を仕切ることになりますが、本番で上がらないようにするにはチェックリストを作ったり、事前確認をしておくことがとても重要だとしみじみ感じます。

明日から後半戦が始まりますが、その後も1日休憩を挟んで中央研修が控えております。といっても中央研修の研修会場は渋谷なので少し楽できそうですね。

2020-01-15 | カテゴリー : 研修会 | 投稿者 : hiro

司法書士 中央研修スタート!

おはようございます。昨日は少し暖かかったのですが、今日はまた寒くなりそうです。

今月も折り返し点を過ぎて来週はクリスマスです。今年ももうすぐ終わりですね。日が長くなってくれるのが待ち遠しいです。

さて、先日は司法書士の東京会が主催する研修について書きましたが、17日から中央研修の前半が始まっています。研修といってもweb研修なので、講義を倍速で見ることが出来るし、またどこかへ出かけてっていうのがないのはやはり楽ですね。

ところでこの倍速講義って意外と利用されている方が多いようです。先日、別の行政書士の先生とお話ししているときに予備校講座はwebで1.5倍速で観るっておっしゃってました。やはり時間を節約したいんですよね。というか早口で喋っているのを聞く方がものすごく集中するっていうのもあります。

話戻しますが、この中央研修。内容が東京会の研修とかぶっているとこが多いように思うんです。かぶっていても違う角度からの説明があったりとかならまだしも、なんかなぁっていう印象を持ちました。スキットなどは面白かったんですけどね。

ただ司法書士の歴史っていうところは新鮮でした。司法書士って今では登記の専門家っていうことになっていますが、その昔は代言士(弁護士)と代書士(司法書士)といわれていたように、裁判所で発言する人が弁護士で、書類を書く人が司法書士って感じだったようです。ということは裁判書類作成業務が本筋なんですね。まぁだからといって何がどうなるわけでもないんですが・・・。

というようなわけで結構な分量がありましたが、業務の隙間を利用できたのもあってこの2日間で前半研修は終了しました。後は課題レポートを書いて今年の研修は終わりです。年明けは中央研修後半部分とブロック研修、そして特別研修です。司法書士登録までの道のりは長いですね。

2019-12-19 | カテゴリー : 研修会 | 投稿者 : hiro

司法書士 東京会新人研修

おはようございます。昨夜から雨が続いていて寒いですね。

先日、このブログでも書いたように11月の下旬から司法書士の新人研修が始まっています。一口に新人研修といってもいくつか種類があり、今回は東京会の研修となります。この他に中央研修と(関東)ブロック研修、さらに特別研修っていうのがあります。はぁ・・・。

今年は神田小川町にある貸し会議室のフロアを借り切って行われており、約2週間ほぼ毎日夕方の6時から9時までとなっています。因みに土日はそのどちらかが研修日になっていて、お昼を挟んで朝から夕方までです。

東京会の研修は東京会に1年以内に入会する予定であれば誰でも参加できるようですし、参加人数も多いためか研修内容が充実しているらしく、結構遠方から参加されている方も多いようです。またすでに事務所にお勤めの方も多いみたいです。というより、僕のように行政書士の事務所を開業しているっていうようなのは圧倒的に少数派。

実務研修ということで司法書士が携わる可能性がある不動産登記、商業登記という王道業務や成年後見、過払い請求、簡裁訴訟業務などについての説明になります。頭ではわかっていても、実際の業務ってどうなの、どういうふうに受任して進めていくのっていうことを実体験を交えてお話して貰えます。

不動産売買の決済なんて、不動産会社の人でもない限りはマンションを購入するときくらいしか出会うチャンスないですもんね。しかもその場合でも自分は買い手側での参加であり、業者に言われるがままにベルトコンベアーに載せられているだけと思われます。実際の流れなんてまったく覚えていないって方も多いんじゃないでしょうか。

ところで行政書士もそうなんですが、実務を学んでも、実際にどうやって仕事を取っていくのかってところが最重要ポイントになります。ですが、そこはなかなか教えてもらえないんですよね。というか、具体的な説明になればなるほど、その人のキャラクターや背景に依存している要素が強くなってきて、他人がその通りにしてもうまくいかないんですよね。

2019-12-10 | カテゴリー : 研修会 | 投稿者 : hiro

入管業務研修に参加してきました

おはようございます。昨日は台風一過晴れ渡っていたのですが、とても暑かったですね。一日研修などで外出だったのですが、夏が戻ってきたようでした。

昨日参加したのは入管業務の研修でしたが、定期的に研修に参加していると法改正などの情報が入ってくるのでいいですね。

特に今回一番興味を引いたのが、来年から電子申請ができるようになるとかならないとかの情報でした。入管業務の一番大変なところは入国管理局の待ち行列なんですね。まず受付票を取得するのに並び、それから受付番号を呼ばれるまで待つことになります。

銀行とかで番号カードを自動発券機から取得しますが、あれを入手するのに1~2時間ほど待たされ、それから窓口に呼ばれるまでさらに1~2時間くらいかかることもあります。一度経験するとちょっと・・・。もういいかな・・・。ってなってしまうんですよ。

勿論、なんとかこの待ち行列を避ける方法はあります。朝一で入国管理局が開くの待ってダッシュするんですね。でも慣れた先生に聞くと入国管理局の前に並ぶのは30分程度早めに並ばないとダメっぽいです。

もう一つ行政書士の場合は特典があって、事前予約制度があるんですね。上記番号カードの入手を飛ばせるんです。でも窓口は並ぶ必要があるんです。ここもパスできるとかなり有意義な制度なのですが、まだまだ難しいんでしょうね。

こんな状況なので、電子申請ができるってなると俄然興味を引かれます。どんな制度になるのかにもよりますが、アンテナを張っておきたいと思います。

ところで、ここ数日は細切れの時間しか確保出来なかったのもあって、マン管の勉強は中断して賃貸不動産経営管理士の勉強を進めています。といっても問題集を解いて解説を読み込むくらいなんですけどね。

昨日はテキストの後半部分にある過去問にたどり着きました。まだ昨年度(平成29年)の過去問やっただけですが、ざっと30/40問くらいとれていました。昨年度の合格点は27点なので、なんとか取れるかもって感じではあります。

旅行業申請の研修受けてきました

こんばんは。暑さ寒さも彼岸までっていいますが、肌寒い一日でした。明日も同じくらいの気温だそうです。ついこの間の暑さが嘘のようですね。

本日は、渋谷道玄坂上にある行政書士東京会で旅行業申請の研修でした。あの坂道、7月以降ADRの研修でしょっちゅう通っていますが、暑い時期は大変です。今日は涼しくて丁度良いくらいでした。

さて旅行業申請ですが、宅建業者登録をベースにされたというだけあって、よく似ている箇所はあります。が、やはり違っている箇所も多く見受けられます。組織図の添付なども宅建業者にはありませんね。また実際に面談があるとか・・・。

それはともかく、申請方法は伝授されたとしても、そもそも業者数が建設業や宅建業に比べて圧倒的に少ないため、なかなか新規には入り込めない。これを打開するにはどうすればよいのかというところが難問ですね。なにもこの分野に限った話ではありませんけど。

興味深かったのは、申請書の細かな記載方法や委任状の取扱について東京都庁と観光庁とで違っているというところでした。このように申請書を書いたら、こういう指摘を受けたとか、その他重箱の隅をつつくようなところは実際に申請してみないと分からないことが多く、実体験をベースにお話しいただくととても参考になります。

最後に民泊を絡めた旅行業の展開についてのお話も興味深かったです。なんでもそうですが、やれることをやらないと、できもしないことをやろうとしてもダメなんですね。なにかすぐに実行できることがないか、少し考えてみようかなって思います。とか言いながら、マンション管理士の勉強に時間を割いてしまいそうです。

2018-09-11 | カテゴリー : 研修会 | 投稿者 : hiro

新宿支部主催民泊セミナー参加してきました

こんばんは。本日は、行政書士新宿支部主催の民泊セミナーに参加してきました。

参加者のメインは民泊を経営している事業者さんで、手続きに必要な項目を説明し、特にハードルが高そうなものについてはより詳しく説明するという形でした。

新宿支部の行政書士は後方にいて様子を眺めるというスタイルで、いいか悪いかは別にして、ご自身でも手続きできますよというスタンスで説明されていました。

前半は民泊届出についての説明であり、後半は質問という形式でした。すでに民泊の届出については一通り確認しているので改めて知識を習得することはなかったのですが、後半の質問時間は少し興味を持って参加することが出来ました。

後半質問時間ですが、質問者のたどたどしい日本語から推測するに外国人が多いように感じました。この方々にとっては行政手続きは日本人以上にハードルが高いと予想されますが、今回は個別相談の時間はなく、どうしても手助けが必要なら新宿支部へ連絡くださいということになっていました。

この届出も手探り状態でありますが、精一杯お手伝いする所存ですのでどしどし連絡をいただければと思います。

空家対策の研修2回目

こんばんは。先日、東京都の行政書士会主催で第2回目の空家対策研修ありましたので、参加してきました。

前回はどちらかというと空家に関する自治体の条例説明や、今後自治体から条例を策定するに当たって意見を求められた場合に念頭におくべき項目などについての研修でしたが、今回の研修は、空家を抱えているオーナーさんが特定対象者(住宅確保要配慮者)向けに貸し出すことを目的とした新セーフティーネット制度についてのお話しでした。

このセーフティーネットというのは、「住宅確保要配慮者向け賃貸住宅の登録」制度であり、つい先日施行されたばかりの制度です。まだまだ手探り状態の域を出ていませんが、不動産をお持ちの方で長期間の空室を抱えている大家さんにとっては登録するメリットがあるように思える制度です。また賃貸物件を預かって管理している不動産屋さんにとってもオーナーさんに対して登録を勧めたりすることも考えられます。

自分自身でも賃貸不動産を所有しているのもあり、人に勧める前にまずは登録してみようと考えたのですが、これがなかなかハードルが高い。

自治体や国土交通省のホームページを検索してみたりしたが、よく分からない部分が結構あります。また事前に担当部署へ面談なりの調整をしてくださいという感じでホームページにも記載がありましたので、質問事項をまとめて都庁の担当部署へお伺いしてきました。

登録や申請、更新がかなり面倒であることなど必ずしも使いやすい制度ではなさそうだが、大家さんにとっても使うメリットはありそうという結論です。勿論、申請が面倒ということなので行政書士の出番はかなりあると思われます。

また今回、行政書士会に対してこの住宅確保要配慮者向け賃貸住宅制度の研修がなされたということは、自治体側としても行政書士に積極的に関わって欲しいという考えからのことだと認識しております。年明けはちょっと力を入れてみようかと考えております。

ご興味のある方や質問でもかまいません、一緒に検討していきましょう。

空家対策の課題研修を受けて

先週、空き家対策をめぐる展望と課題ということで行政書士東京会の研修に参加してきました。講師は上智大学の北村先生です。

古くからいろいろな市町村などで空き家に関連する条例があったが、空き家に対する苦情をうけた所沢市が窓口を一本化するため、「空き家等の適正管理に関する条例」を制定。始めて空き家対策に特化した条例となったとのことです。その後、その条例が取り上げられて有名になり、後追いで法制化されたということです。

講義では主に条例と法律の役割分担や、実際に代執行することになった事例が紹介されました。また認定の基準やガイドラインについては実際にどのようになっているのかという視点ではなく、各条例ではどのように決められているのかの比較や、法律の立場、認定の処分性という法律学的なアプローチでした。

今後条例を制定していく自治体から法律の専門家に対して相談があれば、気をつけるべきポイントがどこにあるのかを法律家として答えることが出きるようにというスタンスです。

北村先生の語り口も面白く、個人的には大学の授業のようで楽しめましたが、どちらかといえば自治体側が条例を制定したり実際に認定したりするときの問題点を煮詰めようという切り口でした。実際に空き家を抱えている側としてはどうすればよいか?という面はこれから考えていく必要がありますね。

ドローンの研修を受けて

こんばんは。今日は久しぶりに東京行政書士会でドローン研修を受けてきました。ドローンが話題になって久しいですが、なかなかドローン申請について依頼があるような状況でもなく、興味があるもののちょっと距離を置いた感じになっておりました。

今回の研修ではDJI(中国のメーカーでシェア7割)の日本販売代理店の方とその代理店の方と一緒にやられている行政書士の先生が講師として参加されていました。ドローンの将来性についていろいろ語っておられましたが、一番興味を引いたのが、なぜにその会社が販売代理店になったのかということでした。

もともとはラジコンヘリなどの輸入代理店をしていたが、ラジコンヘリは墜落することも多く、お金持ちの趣味という範疇から抜け出なく、またどんどん市場が小さくなっていたところにドローンというのが出現したため今のようになったとのことです。なるほど、やはり何らかの下地はあるんですよね。

もう一つ気になったのが、そんなに急に拡大することが望めるならDJIの株を買っておけばいいんではないか?ということです。上場していないのか探し方が悪いのか見つけることが出来なかったのですが、もし見つけたらまた改めて報告します。

またドローンの出荷台数増加による売上げ増加よりも、ドローンを使ったデータ処理などの周辺領域が伸びてくることが予想されるとも言ってました。なかなかに興味深いコメントですね。ソフトブレーンという会社がありますが、昔こういうところに目をつけてスタートした会社なので、もしかしたら・・・。どうでしょうか?

行政書士の先生からは申請書の書き方や審査の要領を説明して頂きました。最後にどのルートでの依頼が多いのかという質問に対して、販売代理店で購入された方(しかも大企業)からの依頼が多いとのことでしたが、これから察するに我々少し後発組はネットからでは殆ど期待できないということですね。

社会福祉法人の制度改革研修

こんにちは、相変わらず寒い日が続きます。1月になって最初に投稿ということに気付きました。遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今日は社会福祉法人の制度改革研修を受講してきました。内容は定款の記載事項の変更だったのですが、一般社団法人や一般財団法人との違いが面白かったので、記事を書いてみます。

改正点としては、評議員と評議会を必ず設置する必要があるようになったことが大きいようです。何が面白いのかというと、評議員を誰が選ぶのか?という点です。

一般社団法人:社員が理事を選任する

一般財団法人:評議会が理事を選任する

株式会社:株主総会(株主)が取締役を選任する

社員というのは従業員ではなくて、株式会社における株主のようなものと考えてください。また理事というのは株式会社における取締役と考えてください。理事長というのは代表取締役にあたります。

さて評議会というのがよく分からない言葉だと思いますので、簡単に説明します。財団法人というのは「お金」が主役です。ただ「お金」は自然人ではないので、当然ながら投票するとかできません。そのため「お金」の代わりに投票するなどをする人が必要になってきます。これが評議員です。つまり組織の中では一番偉いんですね。株式会社の株主のようなものです。

但し、評議員は「お金」の代わりに動く人なので、誰もが評議員になれるわけではありません。取締役が株主を変更したりできないのと同様に、理事が評議員を選任したり解任したりすることはできません。じゃあどうやって評議員を選ぶのか、ということになりますよね?

実は一般財団法人では、評議員になるための条件が予め決められております。「お金」が主役とは言っても、誰かが「お金」を出したから「お金」が主役になれるわけで、その誰かが「お金」を出資すると共に評議員になるための条件などを決めることになっています。この条件は誰もが勝手に変えることはできません。株式会社の株主は株を購入すると誰でもなれるのとは違います。

社会福祉法人の場合、この評議員を選ぶのは評議員選解任委員会となっています。

  • 監事、事務局員、外部委員の合議体(3名以上)
  • 理事、評議員は委員になれない(当然ですね)
  • 事務局員を職員と定めてもよい

監事というのは株式会社の監査役に当たる役職で、内部役員ではあるが、業務執行はしません。執行機関である理事を選ぶのにまったく無関係の第三者は実際あり得ないでしょう。とはいうものの関係ありすぎるものも癒着の問題があってできません。ということで事務局員ですか!

もしかしたら、いろいろある法人組織の中には同じような機関設計の法人があるのかもしれませんが、この社会福祉法人の機関設計は面白いなと思いました。