平成30年9月度 FP技能士3級合格しました

こんばんは。最近朝晩寒くなってきました。もうすぐ11月ですね。

さて、日本FP協会からFP技能士3級の合格証書が送られてきました。自己採点でほぼ合格を確信していたのですっかり合格発表の日を忘れていました。9月初旬に試験なので1ヶ月半です。これでも割と早めの発表なんでしょうね。

ところで合格証書を見ると、受験者数が多いのを反映してなんでしょうね、なんとも言えないくらい長い番号が振られています。また厚生労働大臣指定となっているところを見ると厚労省管轄なんですね。今頃知りました・・・。

また、この資格は特に登録するとかしないとかそういったことがないため、宅建士などのように登録のご案内などという資料は同封されていません。代わりに次回の試験日程のご案内って資料が同封されていたのには笑ってしまいました。次は2級受けてねってことでしょうね。

落ち着いたら考えてみようと思いますが、とりあえず今は不動産3兄弟の受験に向けて勉強中なので、とても2級には手が出ません。任意後見契約のお仕事もあるなかで、マン管の試験範囲の広さにびびってます・・・。

独学でFP3級 本試験なんとか行けました

こんばんは。今日はFP3級の試験に行ってきました。少し暑かったのはいいのですが、風がとても強かったですね。

試験会場は国士舘大学でした。渋谷駅からバスに乗って行くんですね。9時20分頃に渋谷から学バスに乗ったのですが、周りは受験生だらけ。この風景はいつも好きになれません。一人さびしく試験会場へは行きたいんですね。それが初詣のごとく一方向へ大多数の同業者で向かう・・・。なんかイヤやなぁ。

それはともかく、試験会場周りは閑静な住宅街って感じでした。また期待していたわけじゃないのですが、やはりというかチラシ配りの予備校関係者は一人もいません。まぁ簡単な試験ですからそれほど力が入ったりはしないのでしょうね。でもあのチラシがないと暇なんですよね。

試験会場は大教室でした。普通は会場入り口に座席表が張り出されているのですが、まったく見当たらず、黒板にも張り出されていない。一瞬自由席か?って思いました。よく見ると黒板に座席番号が手書きで書かれていたので、自分の机があるらしき列へ移動し、机の上をチェックしながら自分が座るところを探したんです。ですが、ここでもビックリです。机に受験番号シールが貼られていないんですよ。

ここでええんかいな?って思いながらふと机の上にあったマークシート解答用紙を眺めると、なんと受験番号と名前がすでに印字されています。こんなのはじめて見ました。それにしてもこれで受験番号シールの代用にするとは・・・。

10時になり試験が始まりました。模擬試験は受けていないし、過去問もやっていませんので、2時間ってのがどの程度なのかすら分かりません。ですが、この試験は計算してどうのこうのってのは殆どなく、単に知っていますか?ってだけなので、知らなければ考えても無駄です。

30分経って試験監督が受験票のチェックに回り始めた頃には最後の問題まで一通り終えたくらいでした。あまりに暇なので周りを見渡してみたところ、女性が多いですね。8割から9割が女性って感じです。しかも皆さん机にうつ伏せて寝てますし。時間的に余裕ありまくりの試験なんでしょうね。1時間経過して退出可能になるとほぼ全員が提出していなくなりました。

長い昼休み中も特に参考書を眺めるほどでもなく、あっという間に午後の試験です。午後の試験は少しばかり計算がありますが、そんなに難しくはないです。ただ午後の試験は早く終了できたとしても途中退席できません。もともとが1時間の試験なのでそれも仕方がないのでしょうね。

帰宅後、17時半にFP協会から模範解答がアップされていたので、早速答え合わせをしました。午前53/60問、午後16/20問正解でした。6割で合格らしいので、マークミスでもない限りは合格したと思われます。これで心置きなくFP3級の問題集とテキストを処分することが出来ます・・・。

ところで、先日決して侮ってはならないというようなことを書きましたが、よく考えてみると少し違っているように思います。というのは、9割とか95%くらいの問題に正解するためには侮ってはならないというのは間違いないと思いますが、実はこの試験6割取れれば合格なんですね。合格点を取るためだけであればそれほど頑張らなくても大丈夫だったような気がします。

ただ、やはり3級を受けておしまいって方は少数派だと思われるので、実際に2級以上を目指される方にとっては合格点ギリギリなんてあり得なく、やはりかなり真剣に勉強しないとダメだと思います。私も2級を取得するように頑張らねばなりません。ですが、当面の目標はマンション管理士。はぁ・・・。

独学でFP3級 出題分野分析3

おはようございます。北海道の地震。結構大変なことになっていますね。近畿地方の台風被害も大きな感じでしたが、なんか全域停電とか聞くと自分のところの備えは大丈夫かなって思います。

FP3級の試験日は明後日です。札幌や大阪受験の方はなんらかの措置があるんでしょうか・・・。

最後の分野について書いてみます。

5.不動産

資産の相談業務ってことだと、必ず不動産はついて回りますよね。売買しかり、相続しかり。相続は次の分野に分類されているので、ここでは純粋に不動産にまつわるところっぽいです。試験にはどうでもよいことですけど。

不動産の登記と評価

宅建士の方なら割とスムーズに行けそうです。そんなに時間はかからないと思います。

不動産に関する法令

宅建士の資格は取りましたが、この法令分野、個人的には不得意分野です。都市計画や用途制限は今ひとつ覚えていません。というかここは宅建士受験の時もそう感じましたが、何故覚えさせられるのかが不思議不思議の世界なんですね。

なんで覚えなアカンのん?

見たらええやん。そのうち自然に覚えますって!

区分所有法はマンション管理士では超重要項目ですが、ここFP3級では出題頻度こそ高いもののそんなに難しくはありません。

不動産の税金

不動産に関する税金が大変なんですね!大家さんなのでそれに関する税金はバッチリなのですが、譲渡したりするところが未体験なのもあって覚えるのが大変でした。税理士の先生は大変やなって改めて思います。

6.相続・事業承継

この分野も細かくいくつかに分かれています。

贈与税

誰でも知っている「年間110万までなら税金がかからない」ってやつ。ここに含まれています。ですが、そこまで単純な問題は出題されません。いつまでに申告するとか、もっと複雑な計算をさせて、最後に110万の控除をさせるとか。相続時の精算課税とかもあって割と大変です。

相続の仕組み

たぶんまったく知識がない方にとっては一番大変なところかと思いますが、行政書士や宅建士でも勉強する民法分野であり、まったくテキストを読む必要がありません。過去問も解く必要がないかってほどですね。

税金がらみについてはやはり未体験なので、まず計算式を覚える必要があります。相続税の考え方や控除というのは一般的な相談でもしばしば聞かれることがあるため、ある程度は知っていますが・・・。養子をどのように扱うのかってところは、税金面と民法でまったく違ってくるため、注意が必要です。

相続財産の評価

ここは相続関係のお仕事の時には避けて通れない分野です。ある程度は知っているので、その断片的な知識を結びつけるって感じでしょうか。


このFP3級。決して簡単な試験ではありません。結構覚えることが多く、ある程度真剣に繰り返し問題を解くといったことが必要だと思います。税理士や宅建士などはかなり有利ではありますが。

個人的には数字を覚えさせられるのでつらかったですね。仕組みを覚えるのに比べて単に数字覚えろってのは苦痛です・・・。

独学でFP3級 出題分野分析2

こんにちは。後4日です。土曜日はまったく時間が取れないので、実質は3日です。しかもフォーサイトで申し込んでいたマンション管理士・管理業務主任者の教材セットが届きました。ちょっとFPの問題に飽きてきていたので、気分転換にテキスト眺めてしまったり・・・。こちらの分析は別途書くつもりです。

3.金融資産運用

ここは基礎知識や金融資産、外貨建て金融商品に分かれています。

基礎知識

この分野は経済指標やインフレとデフレなど、経済学の基礎的な知識です。全く知らないという人はいないと思いますが、詳しくは知らない方もいらっしゃるかも知れませんね。個人的には証券や国債関係の仕事をしていたので、かなり楽でしたが・・・。

金融規正については知らないことがあったので少しだけテキストを読んでみました。ですが、それほど難しいものではないですね。一度さらっと問題を解いてみて、間違えたところを覚えるだけで対応できそうです。

金融資産

複利計算や債権利回りの計算。特に債券の利回り計算ってやったことがない人が多いと思いますが、知らなくてもすぐに覚えれると思います。

株式市場の基礎知識などについては、FPという性格上個別銘柄の推奨とかはできないので、ホントにさわりの知識だけだと思います。普段から株式や投資信託やっている人ならなんてことないんですが、まったくやったことないなら少し時間がかかるかも知れません。特に税金周りは2つ以上の証券会社で取引しているなど自分で確定申告されたことがないととっつきにくいかも知れません。

NISAのところと、確定申告時のマイナス控除のところなどは個人的な知識として、また人にたずねられた場合に説明できるように覚えておきたいところです。

一度間違えたところを覚えるだけで対応可能。個人的には点数を稼げる分野です。

外貨建て商品

ここについても米国株や中国(香港)株を取引されている方にとっては当然の知識です。ですが、やったことない人には覚えることが多いような気もします。


4.タックスプランニング

いわゆる確定申告に必要な税知識です。ここが私にとっては覚えるべき項目が一番多かった分野になります。確定申告やっているとはいえ、ソフトを使っているため自動的に控除の計算がされてしまうのでそこまで深い税金の知識があるわけもないですよね。

基礎知識

いろいろな所得があるんだなってのが感想です。全部一本化してすっきりさせて欲しいなって思うんですが、無理なんでしょうね。特に株の売買も一本化したら、ものすごく税収が上がるような気もします。やはり高額所得者優遇ですね。

総所得金額の算出

個人的には配偶者控除、扶養控除ってのは知っていても、実際にどの程度の控除があるのかってところは知りませんでした。勿論、新聞などでよく書かれているように、年間収入がいくらを超えるとパートがいなくなるって話くらいは知っていますけど・・・。

所得税の算出

住宅ローンは税額控除なんですよね。問題にもあるように最初のみしんどいのですが、2年目以降は何もしなくて良いため、住宅ローンを組んでいる人でさえよく理解していないところがあるかも知れませんね。

独学でFP3級 出題分野分析1

こんにちは。少しずつ涼しくなってきてますね。またまた台風が接近してきているのが憂鬱ですが・・・。

さてFP3級の試験まで残り5日ほどです。過去問は何周もやりましたが、まだまだ間違うところがあります。だいたい1周回すのに学科4時間くらい。実技1時間半という感じでしょうか。

一番の難関は、試験範囲が広すぎるため深く覚え切れていないなってとこです。3級はそこまで突っ込まれないのかも知れませんが、気にはなります。2級になるとこの辺りがもう少し深く問われるんでしょうね。

試験範囲は大きく6分野に分かれています。

  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継

すでに持っている知識で解けるところはいいのですが、詳しくは知らないあいまいな知識をブラッシュアップしていく必要があります。

過去問を問題集を数回やった後の印象ですが、この試験レベルだと、まずは問題をやってみて、分からないところ、あいまいなところをテキストで見直しするっていうのがいいように思います。また私はテキストと問題集を別々の出版社のものを選んでしまったので、できれば同じ出版社の方が良いですね。テキストに出てくる順番が同じなので。

気になったところを書いてみます。それにしても一応問題集は繰り返したんですが、ホントにこんなんで対応できるんかいなっていう一抹の不安がありますね。


1.ライフプラン

「ライフプラン」って言葉、昔からよく保険会社のパンフレットなんかでも見聞きしますが、なんで英語で書かなアカンねんやろ?「人生設計」でええやん。アカンの?って突っ込みたくなりますわな。これはまだしも「タックスプランニング」ってなんやねんな。英語で言わなくっても、「確定申告に必要な税知識」でええやん・・・。と突っ込ませてください。

話がそれました。ライフプラン分野で大きく次の5項目あるようです。

FP業務の基礎知識

とにかくここで重要なのは計算問題です。計算するっていうよりも、問題で問われている状況に当てはめるべき係数はなにか?を覚える必要があります。

数学的な背景を持っている方であれば、単なる複利計算なので用計算すれば概算できると思いますが、用語を覚えた方が時間短縮になります。

個人的に終価係数、原価係数、資本回収係数、年金現価係数はイメージしやすいです。

住宅取得

ここは住宅ローンの仕組みですね。住宅ローンを組んだことがある人ならそんなに時間がかからずに行けると思います。

教育資金

これははじめて覚える分野です。奨学金は学生ローンって名前を変えた方が良いのではって新聞にもよく載っていますよね。

また学資保険って今まで全く知らなかったのですが、結構いいなって思ってしまいました。自分も検討してみようかと思います。

社会保険

会社勤めの方は年末調整のときになんとなく、見聞きする程度かも知れませんね。そんなに覚えることはないと思います。

よく外国人の経営者が労災保険って保険だから任意だよねって、勝手に思って保険をかけていないことがあったりします。別のところで書いたADRの講習のときにそういった話がありました。確かにそう思ってしまうかも・・・と考えてしまいました。

年金

これ一番ハードです。特に障害基礎年金・遺族年金。名前は知っていても中身はよく知らない。身近にそういったものを貰っている人がいないせいもあるのかも知れませんが。

とにかく数字を覚えるだけっぽいのですが、なかなか頭に残らない・・・。


2.リスク管理

これは生命保険とか傷害保険っていったいわゆる保険ですね。社会保険と違って任意保険が該当するのかなって思います。

保険基礎知識

これは割とスムーズに頭に入りますね。

生命保険

ここでがんなのは、税金がらみです。まったくお手上げですね。勿論個人で確定申告しているので、そのレベルでは分かっていますが、実際に死亡したときの扱いとかまったく未知の世界です。繰り返して覚えるしかないですね。

損害保険

地震保険や傷害保険でカバーされないものとか覚えたくない・・・。しかし、「地震保険」がこの試験の中で一番出題頻度が高いらしいです。

独学でFP3級 過去問分析

こんにちは。FP3の試験について書いてみます。少し前にテキストを購入したことを書きましたが、その後、テキストの読み込みというか流し読みをしました。テキストにはとにかく2回は読めって書いていたので、ざくっと読んでみたんですね。

ざくっと読んでの感想ですが、なんとなく知っているけど、ここまで詳細には知らなかった。この細かい数字なり計算式を覚えるのか?面倒くさいな・・・。その他も細かいことがいっぱい書かれていたなというのが印象です。

小問題はいくつか載っているのですが、どうもテキストのどの辺りに的を絞ったら良いのかが漠然としている感は否めません。テキストでは、効果的なやり方として分野ごとに問題をやって、またテキストを読んでっていうのを薦めています。

確かに、どのレベルまで知識を深掘りしていたら取れるのか、あるいはどのような切口で問われるのかを知ることは試験対策として重要です。というわけで問題集を一冊購入しました。

  • ナツメ社「史上最強のFP3級問題集」

この問題集は結構合理的な考えを元に作られています。

  1. そもそもこの試験は60%取れば合格する
  2. 同じような問題が過去何度も問われている
  3. 出題率の順に並べて6割取れる設問までを載せている

特に、2番が重要です。この資格試験ってよく見るとホントに繰り返し繰り返し問われている質問だらけなんですね。

ここで合格率を見てみます。すでにFP協会で申し込んでいるのですが、きんざいの方も載せておきます。

実施日 FP協会 きんざい
学科 実技 学科 実技
平成28年5月 76.58% 84.90% 54.93% 52.50%
平成28年9月 69.21% 76.81% 55.08% 75.81%
平成29年1月 67.20% 85.07% 48.19% 63.79%
平成29年5月 71.87% 86.18% 55.12% 50.33%
平成29年9月 78.47% 85.37% 69.95% 71.70%
平成30年1月 80.33% 89.07% 65.34% 56.46%
平成30年5月 78.92% 90.47% 57.84% 53.22%

先ほど上に書いたようにテキスト読み込みだと、どの部分が重要な知識なのかが漫然としすぎていて判断できないという問題があります。これは宅建士の勉強で、後半部分があまりにもどうでもよさげな知識(重要知識やないと言っているのではなく、覚えてなくても見ればええやん!という意味です。)にやる気がなくなったということに通じるものがあります。

この過去問集を見ると問われどころはそこか!ってのが一目瞭然です。とはいうもののやはり覚えなければならない知識はあるわけで、それをこれから覚えていくことになります。

大体8割程度の合格率なので、過去問だけで取れる試験だといえます。後3週間ほどですが、頑張っていこうと思います。

平成30年9月度 FP技能士3級 受験

こんにちは。行政書士の先輩先生からFPの受験を薦められており、どうしようかと悩んでいたのですが、コンサル業務の幅が拡がるかなということもあり、また3級ならそれほど勉強しなくても取得できそうということで受験してみることにしました。タイミング良く9月の試験に間に合いそうです。

いろいろ調べたところ、きんざいと日本FP協会のどちらかで受験申し込みをするようなのですが、基本的に実技(といっても紙の試験です)の選択科目が違うだけということのようです。どちらで申し込んでも善かったのですが、FP協会の方で申し込みしました。

さて受験するからにはそこそこ勉強しなければなりませんので、ネットで人気の参考書を探ってみたところ、次の参考書の人気が高かったです。

  • TAC出版「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」

購入してパラパラめくってみての感想ですが、確かにカラーでわかりやすいですね。

試験日は9月9日(日)です、後1ヶ月半くらいですが、頑張っていこうと思います。