認定考査は延期になりそう

おはようございます。今日は祝日です。といってもほとんど関係ないくらい平日が異常な状態になってますけど。

昨日法務省からお知らせが出てます。やっぱりというか簡裁訴訟代理の認定考査の日程が延期されるかもしれないってことです。

令和2年度簡裁訴訟代理等能力認定考査

まぁ受験票の発送を見合わせるってことやから、正式に延期ってわけやないんやけど、この様子やとほぼ延期になるんやろうなぁ・・・。っていうか司法書士試験の方の受付もどうなるかわからんって言ってるし。5月11日からの家庭裁判所の再開についてもなんとなく延期の予感がするし。ホンマどうなるんでやろね。

ところで、昨日行政書士新宿支部から連絡があり、休業要請に答えていただいた事業者に感染拡大防止協力金の申請手続きに協力していくということになったようです。

また新宿区独自の対策で、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として店舗等賃貸人に対する区独自の家賃減額助成を実施するようで、そちらの手続きにも協力していくようです。

この2点について事業支援委員会が窓口になってどういう形で協力するのかをこれから詰めていくことになります。

簡裁訴訟代理の過去問

こんにちは。

仕事もなく、無為に過ごしたくないなとは思いつつもなかなか着手する気にならなかった認定司法書士の勉強。ここ何日か過去問やってます。漸く平成27年度までたどり着きました。

延期する可能性は高いんやけど、延期にならなかったらあと1ヶ月ちょっと。特別研修期間中から、この試験は抗弁、再抗弁が好きって口を酸っぱく言われ続けてたけど、まさにそのとおりやね。

完全記述式の問題やから、自分で答案を書いてみて答え合わせするっていうやり方しかないわけなんやけど、これが結構手強い。請求の原因を書くのが厳しい。解答を見るとなるほどなぁって思うんやけど、実際にそれを空で書けって言われたらめっちゃ難しんやわ。

僕は個人的にこういうタイプの問題は結構好きなんやけど、答案を書き切るためには書くための材料を頭の中の引き出しに持ってないとアカンのよね。で個人的な感想やとまだまだ知識不足って感じ。

例えば、賃貸不動産の解除一つとっても、賃料未払いで解除、使用の方法が契約違反で解除とかいろいろある。それぞれの場合にどういう要件項目が必要なんかを確実に蓄積させていく必要がある。問題はどうやって蓄積させたらええんかっていうことやけど、模範解答を見ながら正解に必要となるキーワードを書き写しまくることにしてます。

これを問われたらこれ、あの論点やったらあれっていうように、条件反射的に引き出しを開けれるようになることを当面の目標にしてます。

来週で4月も終わり。連休明けからどうなるんやろうって思うけど、このままっていう可能性が高そう。そういえば最近マスクをちらほら見かけます。50枚3000円とか結構お高いけど。

司法書士試験は延期かな?

こんにちは。本来なら、今日も家庭裁判所で調停委員の仕事が予定されてたんやけど、当然ながら中止です。

最近日課になってきた午後の散歩から戻ってきたら、法務省から今年度の司法書士試験についての緊急ニュースが届いてました。7月の試験がどうなるかなんともいえないため、5月1日からの受験申し込みを一旦中断するというような内容です。5月中旬以降に改めてお知らせをするとなってます。

やはりというか、試験延期が現実になりそうな感じがしてきましたね。受験生は直前期モードに入っているかと思いますが、ここで気を抜かんように頑張って欲しいところです。

7月の試験がどうなるかってことは、6月に予定されてる認定司法書士の試験が延期になる方が蓋然性が高いのは当然です。こちらの方がもっと直前期。時間を見つけて過去問やってるけど、なかなか思うように進まんなぁ・・・。

ところでこのブログを書いているときにまたニュースが飛び込んできました。岡江久美子さんが武漢ウィルスにやられてしまったそうです。大昔の連想ゲームに出ていた頃から知っている方なんで、なんというかショックです。岡江さんのご冥福をお祈りいたします。

それにしてもこの武漢肺炎って急変する人とアビガンが効いて回復に向かう人がいるんですね。どこに違いがあるんやろう。恐ろしい。とにかくより一層の注意を心がけんとっていう気持ちにさせられますね。

株式交付制度ってなに!

こんばんは。今日は寒いですね。明日は雪が積もるとか積もらないとか予報が出ていますが、どうなるんでしょうか。研修もあるので交通機関が乱れないことを祈っていますが・・・。

さて、研修期間中に支店の登記がなくなるとかなくならないとかいうお話がありましたので、このお休み中少し調べていたところ、とても気になる記事がありました。2019年12月4日に、参議院本会議で可決され成立した会社法改正案(早ければ2021年6月頃までに施行)の株式交付制度(改正会社法774条の2~774条の11)です。公布日から1年半で施行されるとのことです。

自社の株式を対価として他の会社を子会社化する手段として株式交換の制度があるが、完全子会社化する場合でなければ利用できません。完全子会社化することを予定していなくても、子会社化するにあたって、自社株を他の株式会社の株主に交付することができる制度のようです。

改正案をよく読んだわけじゃないのですが、ただでさえ難易度の高い組織再編にさらにもう1種類加わるということに興味がわいてきます。受験生にとっては試験対策が大変になりますよね。

その他の改正点としては株主総会書類の電子提供というのが実務的に興味がわきます。いままでは個別の承諾が必要だったのが、そうではなくなったということです。試験対策的にも重要な気がします。

また監査役会設置会社とか公開大会社での社外取締役の設置義務ですね。択一も記述式問題も要注意の改正点です。

さらに最近試験員が好きそうな社債の管理機関の仕組みの創設があります。社債管理者の置かれていないケースで設置義務がありそうです。これは試験対策もさることながら実務でも対応が必要になってきそうです。

新株予約権に関する登記も記述式問題にとって要注意の改正ポイントです。

今年の試験の目玉は改正民法ですが、会社法の大きな改正はやはり受験生にとっては負担になります。1月も残り僅か。令和2年度の本試験まであと5ヶ月です。改正点をマスターすべく努力していますが、とても大変です。おそらく他の皆さんも大変だと思うので、受験生の方は自分だけ大変って考えないようにしたほうが良さそうです。

令和元年度 司法書士合格しました

こんにちは。本日夕方、令和元年度の司法書士最終合格発表があり、無事に合格しておりました。口述試験は受ければ合格するとは聞いていましたが、実際に合格者一覧に受験番号が記載されているとほっとします。

ところで、東京会場では筆記試験合格者に対して最終合格者が2名少ないようです。単に受験しなかったのか、そもそも受験できなかったのかだと思いますが、もし口述試験を受けての不合格だったとしたら・・・考えたくもないですね。

合格発表を受けて、同時に合格証書が送られてくるのかなって思っていたのですが、どうもネットで調べると交付式でいただけるようなんです。なんか他の試験に比べて厳かですが、出頭命令というか通知というかが郵送されてくるんでしょうか?詳細情報がまったくないので戸惑ってしまいます。

これから新人研修を申し込んだりと大変なスケジュールとなってきそうですが、なにはともあれまずやらねばならないことは答練とか模試の処分です。まぁ嬉しい悲鳴なんですけどね。

さて、司法書士についてはおいおいブログに書いていきますが、ほっとしていられるのも今日だけです。マンション管理士の本試験が迫ってきており、こちらの勉強も追い込みの時期なんですが、ようやく過去問3週目の途中というところでしょうか。

受験票が午後の便で届いていたんですが、今年の受験会場は早稲田大学理工学部です。2年前に宅建士を受験したのも同じ理工学部でしたが、このときは自分で試験会場を選択できたんですね。だからラッキーという感じはなかったんですが、今回はホントに偶然だったのでとてもラッキーです。

令和元年度 司法書士口述試験受験

こんばんは。今日は結構寒かったですね。朝から渋谷で司法書士の口述試験を受けてきました。

口述試験は8時40分集合ということだったので、少し早めに到着するように行きました。8時20分に会場に到着したのですが、入ってすぐに受付があるようですでに長蛇の列が出来ていました。

行列に並んでいるときに壁に貼られた注意書きなどが読めるように配慮されています。それによると12組12番までとなっており、合計144人が午前中の受験者のようです。

僕は9番目でした。12番あるうちの9番なのでかなり後の方です。予備校で貰ったレジュメなどにはクジ引きで順番が決まるようなことが書かれていたのですが、今回は受付順でした。こんなことならもっと早めに来たのに・・・。

8時50分頃に注意事項の説明があり、携帯電話の電源を切れってのと私語は厳禁ということが申し伝えられました。周りを見るとほぼ皆さんスーツにネクタイですね。ネクタイをしていないのは試験監督と女性のみって感じです。

さて最初の12名は9時10分からとなっています。9時過ぎに試験監督に引率されて各試験会場へ向かっていきました。僕は11時半からなのでまだまだ待たねばなりません。すぐに試験会場に向かう受験生がなんかうらやましい。

さて2時間半も何をして過ごそうか?

まずは受付の時に配られた研修についての資料を眺めることにしました。結構研修がいっぱいあるようで、必要な書籍も10冊以上はあるようで、その費用も含めて馬鹿にならないくらいかかるみたいなんですね。さらっと見ただけなので10分もあれば終了です。

仕事の資料を持ってきていたので、軽く書類のチェックをしたりしましたが、そんなのも15分もかからないわけで。

いつも持ち歩いている本も読む気にならず、各予備校で貰ったレジュメを眺めてみるけど、どうも今ひとつ身が入らない。周りを見渡しても同じように手持ち無沙汰感がありありでした。

それでもせっかく時間があるので、司法書士法1条2条と懲戒については最後の悪あがきをしてみました。これ絶対に覚えろって言われていましたから。そして、できれば試験の冒頭で質問して欲しい・・・。不動産登記、商業登記の質問が終わってからだと思い出せる気がしない・・・。

そんなこんなで11時23分。ようやく試験監督から声がかかり、個別の部屋の前へ引率されていきます。部屋の前には椅子がおかれてあり、前の受験生が出てくるまで待機します。11時半になり、8番目の受験生がにっこりとした顔で出てきたのを見て、この部屋は割と明るい雰囲気の部屋なのかという希望が少し生まれたような気がしました。

口述試験では不動産登記、商業登記、司法書士法の順に聞かれます。不動産登記では単独申請の例外と所有権保存できるケースを質問されました。商業登記では印鑑のところと会計限定の監査役を中心に聞かれたようです。印鑑のところは結構記憶から飛んでいたのもあって苦戦してしまいました。

司法書士法はオーソドックな質問だったのですが、2年以下の業務停止、業務禁止、戒告の3種類を問われた質問で、最後のを「懲戒」と言ってしまい、聞き直されました。喉元まで出かかっているのですが、なかなか「戒告」っていうこの単語が出ない。最後はなんとか出てきましたが、何度か言い直すはめになってしまいました。

出席すれば合格って言われていますが、もんもんとした3週間を送ることになりそうです。家庭裁判所の研修が詰まっているので、気が紛れるような気もしますが・・・。

司法書士 口述試験の対策講座行ってきました。

こんばんは。日中はまだまだ日差しがきついですね。夕方以降になると寒い位なんですけど。

さて、昨日もブログに書いたように筆記試験の合格を知ったのが月曜日の夕方だったので、辰巳ではすでに口述模擬面接は終了していました。辰巳は近所にあるので、出来ればと思ったのですが仕方ないですよね。ということで、本日TAC渋谷で口述試験の対策講座に参加してきました。一人ずつの模擬面接です。

入室すると面接官の方が一人いらっしゃって、不動産登記、商業登記、司法書士法の順番で質問されます。結果約8割ほど答えられませんでした。なんかメモ用紙でもあれば、ペンを走らせながら考えをまとめられるのですが、空で考えるのはとても厳しいです。しっかりと記憶に焼き付けておかないとまったく歯が立ちませんね。

皆さんそんなもんですよとおっしゃってはくれましたが、まぁ気休めですよね。出席すれば合格できるという話もありますが、完全に記憶が欠落しているというこの不安感と焦燥感。民法は確かに宅建士の講師で何度もやっているので問題ないと思いますが、不動産登記とかまったくやってないし。司法書士法なんて読んですらいない。

対策用のレジュメをいただいたので、これから暫くは眺めようかと思います。ところでレジュメの他に合格祝賀会の案内も同封されていたのですが、生憎その日はマンション管理士の本試験。合格祝賀会が試験会場のすぐ近くでもない限りは参加無理やろうなぁ。

令和元年度 司法書士 筆記試験合格しました2

おはようございます。今朝も雨が少し残っていますね。昨日の続きです。

試験当日(昼休み)

午前の試験は11時半に終わります。朝家を出るときにコンビニで買ってきていたサンドイッチを軽く食べてからお昼寝です。僕はいつも5時ぐらいに起きているので、お昼頃少し眠気が襲ってくるんですね。ということでだいたい15分程度机にうつ伏せてお昼寝するようにしています。何故かのび太君のようにすぐに寝れるんです。

そうこうしているうちに12時半になり、午後の説明が始まります。いつも思うんやけど、こういう説明が始まるときにはノートとか参考書を仕舞ってくださいって言われますよね。試験が始まる5分くらい前までは緩和して欲しいところですが、やっぱりアカンねやろうか。


試験当日(午後)

午前の試験はなんとかいけたとしても問題は午後なんよね。圧倒的に時間が足らん。択一は35問を1時間目標といわれているが、45分目処にしないと厳しい。塗り絵の時間もいるしね。

司法書士の問題は、1問につき5肢あるんやけど、これを1問平均で2分かけられない。当然、全肢検討は不可能。全部読んでいるととても1時間では足らない。組み合わせを利用して時間を稼ぐんやけど、このやり方、正解した気がまったくせぇへんのよね。この不安感が精神衛生上ものすごくよろしくない。

こんな状況やから、最後に見直しする時間をどうしても確保しておきたい。不安感を潰していくための確認作業の時間が欲しいんですよね。そこで僕がとっている方法は、まず択一を塗り絵作業なしで40分で答えをだす。そして塗り絵をする前に記述に取りかかり、よく分からない記述問題の論点があったとしても、それ以外の9割程度の論点を1時間40分で書き切るということです。

塗り絵を後回しにするのは、番号を確認しながら塗り絵をしているとどうしても問題を再検討したくなるからなんです。記述を書き切り、後は塗り絵だけっていう時点で40分の残り時間があるっていう状況になっているとかなりいいペースだと思います。

ところで、ここ最近の記述式過去問を見ると不動産登記の方が商業登記に比べて論点が複雑で検討に時間がかかるみたいです。商業登記から取りかかった方が点数を稼げるんやないかとも思うんやけど、どうも採点基準が他の受験生との相対評価っぽいという話もあるようで、各予備校では平均的な合格者が取るであろう順番で解いていくことをおすすめしているようです。択一、不登法記述、商登法記述の順番ですね。皆が出来ているものが出来ていないと評価が下がるが、皆が出来ていないものが出来ててもそれほど評価が上がらないってことのようです。

話がそれました。予備校の模擬試験ではだいたい上記のペースを維持できているんやけど、今年の本試験午後は不動産登記択一あたりからよく分からん問題の連発やった・・・。まったく出来た感がしない。不登法や商業登記の最後の3問くらいは設問を読んでもまったく頭に入ってこなかったです。よく知っている分野の問題やなくって、え?何これって感じの問題が多かった印象でした。

そこで悩んでても時間は過ぎ去るばかり、不登法択一も長文やったし結構時間をロスしてしまいました。ようやく択一35問判断し終わったのが開始から45分後くらい。

「ちょっと時間がかかったな、しかも最後の3問くらいはあまり検討できてへんし・・・」

って思いながらフッと隣を見るとすべて塗りつぶしているし。

「え?この問題で・・・どんだけ早いねん!マジかよ!」って感じでした。

不登法記述は区分所有が出てたんは覚えてるけど、商登法の内容は忘れてしまいました。僕はいつもどういう内容の問題が出たのか説明が出来ないんです。なんか映画を見た後に内容を説明できんのと同じように、その場その場で処理していくことの積み重ねやから、全体の流れがあんまりよく分からないんですね。この試験の記述なんてまさに出てきた順に処理していくんで自ずとそうなってしまうと思うんです。

どれくらい時間が経過したかわからんけど、不登法記述を終えてチラッと隣を見ると、さっきの人寝ているし・・・。

「え?記述も終わったんか?」って思い、少し焦ってしまいました。

まぁ人のこと気にしてても仕方ないので、商業登記に取りかかりました。そんなに悩まなかったけど、結構時間はかかり、一通り書き終わったのが残り40分くらいのところでした。通常ならいいペースです。ですが、択一が砂上の楼閣というか、不動産登記択一・商業登記択一ともよく分からん問題だらけっていう不安感の上に成り立っている状況。

とにかく人が出来るだろうもの(過去問で解ける問題)は落とさないことを中心に、択一の検討漏れ(というよりも、時間の都合上そもそも検討してなかった肢)をチェックしたりしながら塗りつぶし作業をやったんですが、やはり制限時間は厳しく、択一最後の商業登記によく分からない問題が・・・。最後は2択で適当に塗りつぶしたような気もします。

最後に試験問題を回収する時になって、隣の人の解答用紙がチラッと見えたんやけど、白紙答案やった。あぁやっぱりなって思うと同時に、あれほど早く択一を解いてるのに何で?という疑問が芽生えてきました。

会場を後にしながら隣の人のこといろいろと考えてたんやけど、もしかしたら予備校関係の人やったんかもしれませんね。帰宅後午前解答速報はすでに出ていたんチェックすると28点でした(解答速報が間違っていて、実際は29問でした)。午後は翌日にならんと速報でないんんやけど、上にも書いたようにまったく出来た感がなかったんで、採点すらしませんでした。怖くて採点なんかできん・・・。


択一試験足切り発表

試験が終わってから1ヶ月少し。8月13日に択一の足切り点が発表されました。午前25問、午後22問。やはり午後は難しかったのかっていう印象やった。でも上に書いたように出来た感は全くないんで、採点もせず。まぁ22点以上はあるやろうけど、2,3問の上乗せレベルくらいとちゃうかって勝手に思っていました。

8月は宅建士の講師のご依頼が結構あって、関東周辺を飛び回っていたのもあり、すぐに司法書士試験のことは頭から離れていました。

それにしても、行けたかな、行けるかな、少し上乗せ点もあるし・・・という中途半端な期待感を持ったままの3ヶ月というのは辛いですね。もう少し早く採点してほしいものです。

令和元年度 司法書士 筆記試験合格しました

こんばんは。今日は少し涼しかったですね。明日は少し暑さが戻ってくるようですが、すぐに涼しくなりそうです。

さて今日は一日中研修で家庭裁判所へ出かけていたんやけど、夕方頃戻って来きたら法務局と法務省から1通ずつ封書が到着していました。

法務省からの通知は、司法書士の筆記試験当日に採点結果を郵送して欲しい人が自分自身を宛先に書いた白い封書。まぁこれは試験結果の通知ってのは分かっているが、もう1通は東京法務局からの通知。なんやろ?法務局から通知を受けるいわれはないしな・・・と思いながらも、一方で、この時期やし、もしかしたら合格通知かもというドキドキ感。心臓バクバク(めっちゃ大げさや)・・・。

今年の司法書士の合格発表は先週の木曜日夕方やったんやけど、7月の筆記試験直後に各予備校から出てた解答速報でそれほどよい点数やなかったし、また先週木曜日は仕事で外出してて、わざわざインターネットで合否確認はしてなかったんです。まぁそのうち結果通知来るやろって思ってました・・・。

封書を持って部屋に帰り、ドキドキする方(法務局の方)をドキドキしながら開封してみると・・・・、口述試験の受験票でした。筆記試験に合格していました。

おめでとうございます(*⌒▽⌒*)

ありがとうございます。めっちゃ嬉しいわ。ヾ(^v^)k

合格を確認してから、もう1通の白い方を開封してみました。採点結果です。採点結果を見ると解答速報が若干違っていたようで、筆記試験の点数が思わぬよかったみたい。え?なんでって感じ。この久しぶりに感じるドキドキ感、とても言葉では言い表せませんね。大学の入試に受かったとき以来かも?

まだ口述試験が残ってるけど、口述試験ではほぼ問題なく合格するという話を聞いてるんで、ほっと一息という感じ。

今後いろんなイベントがあると思うけど、来年以降受験される方の参考になるかと思い、今までの流れを書いておこうと思います。


受験申し込み

例年、司法書士試験は5月の連休明けくらいに受験の申し込みがあり、7月の第1日曜日に筆記試験が実施されます。今年も同じ時期に申し込みがありました。

今年度は東京では2ヶ所から受験会場を選ぶことができました(来年度からは縮小されるみたいやけど)。試験会場は近所にある早稲田大学を選びたかったんやけど、どうも早稲田大学での受験は受験番号2801番からのようでした。まぁ別にどこの試験会場でもええっちゃええんやけど、やっぱり自転車で行けるところの方がええもんね。

5月15日くらいから法務局にその時点での申し込み人数を確認したりしてたんやけど、なかなか2800人に達しない(っていうか、会場は選択制にしてくれよ~)。結局最終日になんとか早稲田大学での受験を選択することができました。

受験申し込みした後の約2ヶ月は模擬試験を受けたり、その合間に宅建士の講師とか行政書士の無料相談員とかをやってすごしてました。専業受験生やないんで、なかなかまとまった時間を確保できず、その点が厳しかったです。


試験当日

今年は七夕の日が試験日でした。通常なら早稲田大学へは自転車で行くんやけど、生憎の雨。しかも本降りの雨。余談やけど、今年はこの本試験の時期くらいまで冷夏でした。その後すぐに猛暑になったけど。

自転車は無理ってことで高田馬場から早稲田行きの学バスに乗って向かいました。話それるけど、大昔に大学受験したときのこと、今のようにネットもなく、googleマップも検索できんような時代。高田馬場に大学があるって思ってました。というのも、その頃の受験雑誌とかでよく書かれていた文言に、受験生の合い言葉「高田馬場で降りましょう。右は早稲田。左は早稲田予備校」(なんかこんな標語やったような気がする)。

まさかそこから一駅あるとは・・・。駅員さんから、地下鉄で一駅先ですよって教えて貰ったのはええんやけど、結局お昼のお弁当買う時間が無かった・・・。しかも若干遅刻したし。

話が思いっきりそれてるけど、早稲田に行くには地下鉄か学バスしかないわけ。で、階段を降りなくてもいい学バスに乗ったんやけど、受験生と思しき人ばかり。だって日曜日の朝に早稲田大学行きに乗っている人なんて、ほぼ間違いなく受験生やろうね。

初詣ならまだしも、ピリピリした人たちと一緒に同じ目的地へ移動せなアカン。めっちゃイヤなんよ。あの雰囲気・・・。

早稲田大学へ到着すると、結構雨が降っていて、予備校のチラシ配りが少なかったのを思い出します。僕は試験会場に参考書とかまったく持って行かへんので、こういった予備校が配る「最後の5分チェック」とか書かれたチラシが結構好きなんですよね。それがなかった・・・。

指定された校舎は正門正面から入って銅像があるところの左側にある建物でした。建物に入ったものの案内もなく、迷っている受験生たちがいっぱい。様子も分からず2階に上がったりして、なんとなく地下にある大教室が試験会場やと分かるのに数分かかってしまいました。もう少しなんとかして欲しいものです。

ところで、この手の大教室の場合は5人用の長机を3人で使用することがあります。これ、両端ならまだしも中央に当たってしまうと結構イヤな気持ちになるんですよね。なんか圧迫感があるというか・・・。トイレ行こうと思うと隣の人に迷惑かかるし、飛行機で通路側に席を確保できなかったときの感じです。

ご存じのように午後の試験は3時間あるが、これが絶望的に時間が足らない試験なんですね。ホントに1分でも余分な時間を使いたくない・・・。人生がかかっている受験生に対して、トイレ行きたいからどいてって(シャイな日本人は)なかなか言えない・・・。幸い、今回の試験会場は2人掛けでした。

午前の試験は割とできた(といっても29問でしたけど)。午前で28問くらいとっていれば足切はなんとかクリアしそうな気がしますが、最近の試験結果を見てると、足切りスレスレの点数やとほぼ合格は不可能なんよね。かなり択一で上乗せがないと厳しい。午前午後それぞれ3問程度の上乗せ(いわゆる逃げ切り点)が欲しいところです。

続く

大企業の「社外取締役」設置、法律で義務づけへ 法務省

おはようございます。もう年末ですね。12月に入ってすぐマンション管理系の管理業務主任者試験がありましたが、その後は行政書士の無料相談員や研修を受けて過ごしておりました。朝日新聞に面白い記事が載っていたので久しぶりに投稿します。

(2018年12月28日付け 朝日新聞DIGITALから引用)

経営に社外の目を入れて透明性を高める役割の「社外取締役」を、上場企業などの大企業に1人以上置くよう法律で義務づける方針を、法務省が固めた。すでにほとんどの上場企業が社外取締役を入れているが、法律で定めることで役割を明確にし、経営監視の責任を果たしやすくする。

2019年1月中旬に開く法制審議会の会社法制(企業統治等関係)部会で正式に決め、早ければ同年の通常国会に提出予定の会社法改正案に盛り込む。外国の投資家に対し、世界標準のコーポレートガバナンス(企業統治)だとアピールする狙いもある。

社外取締役の義務づけについて、経団連など経済界は「個々の企業の判断に任せるべきだ」と難色を示していた。一方、機関投資家や弁護士会などは今春の法務省の意見公募に対し「日本企業の信頼性確保のために必要」との意見を多く寄せた。

2018年12月28日付け 朝日新聞DIGITAL

会社法では、社外取締役が義務づけられている機関設計もありますが、大企業に設置義務化されることになりそうです。監査等委員会設置会社が最近人気があるようなのですが、従来型の会社でも義務づけられるんですね。

ここでは上場企業って書かれているから公開会社が対象のように読めますが、その辺りは法制審議会の結果を待ちたいところです。