令和元年度 司法書士 筆記試験合格しました2

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おはようございます。今朝も雨が少し残っていますね。昨日の続きです。

試験当日(昼休み)

午前の試験は11時半に終わります。朝家を出るときにコンビニで買ってきていたサンドイッチを軽く食べてからお昼寝です。僕はいつも5時ぐらいに起きているので、お昼頃少し眠気が襲ってくるんですね。ということでだいたい15分程度机にうつ伏せてお昼寝するようにしています。何故かのび太君のようにすぐに寝れるんです。

そうこうしているうちに12時半になり、午後の説明が始まります。いつも思うんやけど、こういう説明が始まるときにはノートとか参考書を仕舞ってくださいって言われますよね。試験が始まる5分くらい前までは緩和して欲しいところですが、やっぱりアカンねやろうか。


試験当日(午後)

午前の試験はなんとかいけたとしても問題は午後なんよね。圧倒的に時間が足らん。択一は35問を1時間目標といわれているが、45分目処にしないと厳しい。塗り絵の時間もいるしね。

司法書士の問題は、1問につき5肢あるんやけど、これを1問平均で2分かけられない。当然、全肢検討は不可能。全部読んでいるととても1時間では足らない。組み合わせを利用して時間を稼ぐんやけど、このやり方、正解した気がまったくせぇへんのよね。この不安感が精神衛生上ものすごくよろしくない。

こんな状況やから、最後に見直しする時間をどうしても確保しておきたい。不安感を潰していくための確認作業の時間が欲しいんですよね。そこで僕がとっている方法は、まず択一を塗り絵作業なしで40分で答えをだす。そして塗り絵をする前に記述に取りかかり、よく分からない記述問題の論点があったとしても、それ以外の9割程度の論点を1時間40分で書き切るということです。

塗り絵を後回しにするのは、番号を確認しながら塗り絵をしているとどうしても問題を再検討したくなるからなんです。記述を書き切り、後は塗り絵だけっていう時点で40分の残り時間があるっていう状況になっているとかなりいいペースだと思います。

ところで、ここ最近の記述式過去問を見ると不動産登記の方が商業登記に比べて論点が複雑で検討に時間がかかるみたいです。商業登記から取りかかった方が点数を稼げるんやないかとも思うんやけど、どうも採点基準が他の受験生との相対評価っぽいという話もあるようで、各予備校では平均的な合格者が取るであろう順番で解いていくことをおすすめしているようです。択一、不登法記述、商登法記述の順番ですね。皆が出来ているものが出来ていないと評価が下がるが、皆が出来ていないものが出来ててもそれほど評価が上がらないってことのようです。

話がそれました。予備校の模擬試験ではだいたい上記のペースを維持できているんやけど、今年の本試験午後は不動産登記択一あたりからよく分からん問題の連発やった・・・。まったく出来た感がしない。不登法や商業登記の最後の3問くらいは設問を読んでもまったく頭に入ってこなかったです。よく知っている分野の問題やなくって、え?何これって感じの問題が多かった印象でした。

そこで悩んでても時間は過ぎ去るばかり、不登法択一も長文やったし結構時間をロスしてしまいました。ようやく択一35問判断し終わったのが開始から45分後くらい。

「ちょっと時間がかかったな、しかも最後の3問くらいはあまり検討できてへんし・・・」

って思いながらフッと隣を見るとすべて塗りつぶしているし。

「え?この問題で・・・どんだけ早いねん!マジかよ!」って感じでした。

不登法記述は区分所有が出てたんは覚えてるけど、商登法の内容は忘れてしまいました。僕はいつもどういう内容の問題が出たのか説明が出来ないんです。なんか映画を見た後に内容を説明できんのと同じように、その場その場で処理していくことの積み重ねやから、全体の流れがあんまりよく分からないんですね。この試験の記述なんてまさに出てきた順に処理していくんで自ずとそうなってしまうと思うんです。

どれくらい時間が経過したかわからんけど、不登法記述を終えてチラッと隣を見ると、さっきの人寝ているし・・・。

「え?記述も終わったんか?」って思い、少し焦ってしまいました。

まぁ人のこと気にしてても仕方ないので、商業登記に取りかかりました。そんなに悩まなかったけど、結構時間はかかり、一通り書き終わったのが残り40分くらいのところでした。通常ならいいペースです。ですが、択一が砂上の楼閣というか、不動産登記択一・商業登記択一ともよく分からん問題だらけっていう不安感の上に成り立っている状況。

とにかく人が出来るだろうもの(過去問で解ける問題)は落とさないことを中心に、択一の検討漏れ(というよりも、時間の都合上そもそも検討してなかった肢)をチェックしたりしながら塗りつぶし作業をやったんですが、やはり制限時間は厳しく、択一最後の商業登記によく分からない問題が・・・。最後は2択で適当に塗りつぶしたような気もします。

最後に試験問題を回収する時になって、隣の人の解答用紙がチラッと見えたんやけど、白紙答案やった。あぁやっぱりなって思うと同時に、あれほど早く択一を解いてるのに何で?という疑問が芽生えてきました。

会場を後にしながら隣の人のこといろいろと考えてたんやけど、もしかしたら予備校関係の人やったんかもしれませんね。帰宅後午前解答速報はすでに出ていたんチェックすると28点でした(解答速報が間違っていて、実際は29問でした)。午後は翌日にならんと速報でないんんやけど、上にも書いたようにまったく出来た感がなかったんで、採点すらしませんでした。怖くて採点なんかできん・・・。


択一試験足切り発表

試験が終わってから1ヶ月少し。8月13日に択一の足切り点が発表されました。午前25問、午後22問。やはり午後は難しかったのかっていう印象やった。でも上に書いたように出来た感は全くないんで、採点もせず。まぁ22点以上はあるやろうけど、2,3問の上乗せレベルくらいとちゃうかって勝手に思っていました。

8月は宅建士の講師のご依頼が結構あって、関東周辺を飛び回っていたのもあり、すぐに司法書士試験のことは頭から離れていました。

それにしても、行けたかな、行けるかな、少し上乗せ点もあるし・・・という中途半端な期待感を持ったままの3ヶ月というのは辛いですね。もう少し早く採点してほしいものです。