令和元年度 司法書士口述試験受験

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こんばんは。今日は結構寒かったですね。朝から渋谷で司法書士の口述試験を受けてきました。

口述試験は8時40分集合ということだったので、少し早めに到着するように行きました。8時20分に会場に到着したのですが、入ってすぐに受付があるようですでに長蛇の列が出来ていました。

行列に並んでいるときに壁に貼られた注意書きなどが読めるように配慮されています。それによると12組12番までとなっており、合計144人が午前中の受験者のようです。

僕は9番目でした。12番あるうちの9番なのでかなり後の方です。予備校で貰ったレジュメなどにはクジ引きで順番が決まるようなことが書かれていたのですが、今回は受付順でした。こんなことならもっと早めに来たのに・・・。

8時50分頃に注意事項の説明があり、携帯電話の電源を切れってのと私語は厳禁ということが申し伝えられました。周りを見るとほぼ皆さんスーツにネクタイですね。ネクタイをしていないのは試験監督と女性のみって感じです。

さて最初の12名は9時10分からとなっています。9時過ぎに試験監督に引率されて各試験会場へ向かっていきました。僕は11時半からなのでまだまだ待たねばなりません。すぐに試験会場に向かう受験生がなんかうらやましい。

さて2時間半も何をして過ごそうか?

まずは受付の時に配られた研修についての資料を眺めることにしました。結構研修がいっぱいあるようで、必要な書籍も10冊以上はあるようで、その費用も含めて馬鹿にならないくらいかかるみたいなんですね。さらっと見ただけなので10分もあれば終了です。

仕事の資料を持ってきていたので、軽く書類のチェックをしたりしましたが、そんなのも15分もかからないわけで。

いつも持ち歩いている本も読む気にならず、各予備校で貰ったレジュメを眺めてみるけど、どうも今ひとつ身が入らない。周りを見渡しても同じように手持ち無沙汰感がありありでした。

それでもせっかく時間があるので、司法書士法1条2条と懲戒については最後の悪あがきをしてみました。これ絶対に覚えろって言われていましたから。そして、できれば試験の冒頭で質問して欲しい・・・。不動産登記、商業登記の質問が終わってからだと思い出せる気がしない・・・。

そんなこんなで11時23分。ようやく試験監督から声がかかり、個別の部屋の前へ引率されていきます。部屋の前には椅子がおかれてあり、前の受験生が出てくるまで待機します。11時半になり、8番目の受験生がにっこりとした顔で出てきたのを見て、この部屋は割と明るい雰囲気の部屋なのかという希望が少し生まれたような気がしました。

口述試験では不動産登記、商業登記、司法書士法の順に聞かれます。不動産登記では単独申請の例外と所有権保存できるケースを質問されました。商業登記では印鑑のところと会計限定の監査役を中心に聞かれたようです。印鑑のところは結構記憶から飛んでいたのもあって苦戦してしまいました。

司法書士法はオーソドックな質問だったのですが、2年以下の業務停止、業務禁止、戒告の3種類を問われた質問で、最後のを「懲戒」と言ってしまい、聞き直されました。喉元まで出かかっているのですが、なかなか「戒告」っていうこの単語が出ない。最後はなんとか出てきましたが、何度か言い直すはめになってしまいました。

出席すれば合格って言われていますが、もんもんとした3週間を送ることになりそうです。家庭裁判所の研修が詰まっているので、気が紛れるような気もしますが・・・。