令和2年度 測量士補試験は11月22日

こんばんは。今日は久しぶりに晴れていました。晴れると日差しがキツくて厳しいんよね。

さて本日、国土地理院からようやく令和2年度の測量士補の試験日程が発表されました。11月22日(日)。司法書士とか司法試験など法務省管轄の国家試験はだいたい3ヶ月遅れになってたけど、これは半年遅れ。それにしても土地家屋調査士の本試験より後って・・・。今年はホンマに厳しい。

土地家屋調査士の午前試験は、測量士補に合格していると免除されるんで、だいたいというか、受験生のほぼ全員が午前試験は受験せぇへんらしい。測量士補試験に比べて土地家屋調査士の午前試験の方が難易度が高いからっていう話も聞くが、実際のところどうなんやろ。まぁできるだけ一度に受験する科目は少ない方が戦いやすいから、それが原因なんかも知れんね。司法書士試験も午前が合格になれば、5年くらい午前試験免除ってなればそうとう楽な戦いになる(と思う)し・・・。因みに僕は測量士補コース

話がそれてしまった。従来5月に測量士補、夏に土地家屋調査士の試験があったんやけど、昨年(やったかな?)から土地家屋調査士の試験日が秋にずれたんですね。公には台風がどうとか謳ってるけど、測量士補の受験してから土地家屋調査士の受験って流れが主流になっている中で、実際の流れにあわせたってところのような気がする。武漢ウィルスのせいで、この流れが崩れてしまった・・・。

それにしても11月か・・・。ずいぶん先やなぁ。土地家屋調査士を今年受験する予定の方は、どうするんやろうか?

昨年11月に東京司法書士会の研修でご一緒した方の中に、今年土地家屋調査士を受験するって方がいましたが、さすがに午前受験しての戦いはせぇへんと思うんで、来年受験になるんやろうなぁ。というか認定考査も8月末に受験するんやろうし、今年の土地家屋調査士受験は日程的に無理やろうなぁ・・・。モチベーションが下がらんかったらええんやけど。僕もスケジュール感が狂いまくってます・・・。

平成31年度 測量士補試験申し込み始まっています。

こんばんは。新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

さて、平成31年度の測量士補の受験申し込みがすでに始まっております。実際のところは試験が行われるのが5月19日なので、平成ではなくて新元号に変わっていますね。

昨年私も受験したのですが、それからすでに1年経ったということですね。早いものです。申し込んだのは良いが、なかなか受験票が送られてこなくて本当に申し込みがなされているのか不安になったりしたのが懐かしく思います。

ところでこの試験に合格していると、土地家屋調査士を受験するに当たって午前科目免除となる特典がありますので、調査士受験生はほぼ受験されると思います。かく言う私も免除申請を念頭に受験した口です。しかしながら調査士の受験勉強にはある程度期間が必要そうなので、今年受験できるかどうかは現時点未定なのですが・・・。

話がそれました。調査士を受験するしないにかかわらず、この測量士補はそれほど難しい試験ではないので、もしこのブログをお読みで興味を持たれている方がいらっしゃれば受験されることをオススメします。

昨年試験勉強しながら試験科目の内容についてかなり詳細に書いたつもりなので、今年度受験される方にとっても参考になるのではないかと思います。

平成30年度 測量士補合格しました

こんばんは。蒸し暑い日が続いています。先日西日本に災害をもたらした梅雨前線は北へ追いやられたようですが、なんとなく不安定な天気です。

さて、本日国土地理院から測量士補の合格証書が送られてきました。自己採点では2問間違いだったので多分問題ないとは思っていましたが、結果通知がきたことで少しホッとしました。それにしても試験から2ヶ月弱も経過しています。なんでこの手の試験は結果発表まで2ヶ月ももったいぶるんでしょうか。マークシートだけの試験なのに不思議ですよね。記述採点がある大学入試でさえもっと早くできるというのに・・・。

それはともかく、この合格証書がかなりしょぼいです。宅建士などのように立派なものではなく、少し厚手のA4用紙に合格証書と書かれているだけです。しかも三つ折りで一般的な事務封筒で送られてきたものですから、ホントに事務的な連絡っていう感じでした。

測量士補になるには登録申請手続きが必要ですと書かれた書類が同封されていますが、調査士試験の免除には登録が必要かどうかを調べる必要がありますね。あと、いつでも登録できるかどうかも調べておきたいところです。調査士の試験は今年から10月にズレ込んだようですので、来年に向けて少し検討してみようかと思っています。

因みに今年の合格率は若干下がったようですね。受験者数13,569人、合格者数4,555人、合格率33.6%と発表されていました。

独学で測量士補 平成30年度本試験26問取れたようです

こんばんは。本日、測量士補の本試験に行ってきました。少し肌寒い日でしたが、試験を受けるために試験会場へ移動するだけにはちょうど良い天気です。

試験会場である駒場東大前に到着すると、高校生とおぼしき団体さんが引率の先生に引き連れられてあちこちに目立ちました。宅建のように各県に何ヶ所も試験会場があるわけでもなく、関東地方の試験会場は東京のみ。引率されて来ているってことは東京周辺にある工業高校の生徒さんなんでしょうか?東京まで泊まりがけで受験しに来ているのかもしれませんね。地方の受験生は大変です。

高校生の団体の合間を縫うように、「頑張ってください」のかけ声とともにチラシ配りをしている予備校の方がいらっしゃいました。貸金業務取扱主任のときには全くいなくて寂しかったのを思い出します。

ここで配られているチラシは「来年度で合格を目指せ!」みたいなことが書かれた予備校の宣伝であり、落ちることを前提にしているようで少し嫌な気もしますが、最後の方に「10分で確認するポイント」みたいなものが書かれているので、最近はこれを貰うのがとても好きなんですよね。嵩張るのが難点ですけど・・・。勿論チラシは貰いました。

高校生でいっぱいの中庭を抜けて受験会場である教室へ入ると、今度は打って変わっておじさん、おばさん受験生が目立ちます。はっきり言って測量士補を取得してどうするのか、なんでまたこの資格を受験しようとしているのか全く想像がつかない受験生です。もしかして土地家屋調査士受験生?たぶんそうなんでしょうね。

そうこうしているうちに1時半になり試験が始まりました。測量士補の模擬試験は受けていないし、ある年度の過去問を特に時間を計って解いたこともない。試験時間の3時間が長いのか短いのかすら分からない未体験ゾーンです。

とりあえずその他の試験同様に頭から順番に問題を処理していきましたが、少し過去問よりひねっているなって箇所があったし、最後の方には体積の計算が出題されていましたので、今年は難易度が少し高いのかなっていう感じを受けました。

因みに体積の問題を見たときの心の声は以下の通り。

「うわ、マジかよ!体積の計算って積分でやるんやよな?」

「積分の式たてれるのか俺?そもそもやりかた覚えてるのか?」

って感じで少し焦りました。でも立体図を描いてよく考えてみると、単純な角錐の体積やないですか!これって(底面積)x(高さ)x(1/3)です。ラッキーって感じですぐに計算に取りかかり、塗り絵(マークを塗りつぶすこと)の時間を除いて1時間20分程度で全28問を解き終えることができました。

いつもそうなんですが、僕は問題を解いている最中には塗り絵をせず、最後に見直しを終えてから塗り絵をしています。というのも、いったん塗りつぶしたら間違いに気づいても消す時間がもったいないし、消し残しが残っているとどうなるのか気になるからです。

最初の設問から見直しをしていたら、1時間40分ほど経過したところで最初に退出する受験生が出てきました。その後はポツポツと退出の受験生が続いていきます。

2時間10分くらい経過したところで見直しする事もなくなったのですが、予備校などの模擬試験と違って本試験では途中で退出できません。いや出来ることは出来るのですが、退出してしまうと試験問題を持ち帰ることが出来ないんですね。自己採点するためにはどうしても退出することは出来ません。

仕方なく、周りの受験生や試験監督をなんとなく観察することに費やしました。カンニングと受け取られないようになんとなく様子を伺うんですね。計算問題に手こずっているのか最後までカリカリと手を動かしている受験生が目立ちます。やはり計算問題は鬼門なんでしょう。隣のおばさんも同じところでずっと戦っていたように思えます。

試験終了後は「これから解答速報会あります!是非来てください」というような予備校もなく、帰宅する受験生の流れに乗って駒場東大前へ向かいました。やはり解答速報会はないのか・・・。

帰宅後、19時過ぎになってLECから解答速報が出ていましたので、早速答え合わせをしました。28問中26問正解だったので、マークミスでもない限り合格したと思われます。少しホッとしました。

以前このブログに書いたように、1回目の勉強時間18時間。見直し2回目約3時間の合計20時間少々でした。測量の知識はまったくゼロです。ゼロからスタートして過去問を演習した結果若干知識が増えたように思えますが、たぶん来週になると忘れていると思います。

計算問題に関しては四則演算と比の計算が主です。とはいうものの、体積や面積については辺の長さが提示されてなくてもどうせ比率の計算だから適当に長さを当てはめれば問題ないやっていうレベルの数学的バックボーンがないと厳しいかもしれません。実際、本試験での体積の計算なんかも、ピンとこなかったらまったくお手上げだったと思います。ということで、辺の長さが提示されていないから問題が解けないって思ってしまうレベルだとその問題は捨てた方がいいと思います。

独学で測量士補 最後

おはようございます。今日は雨ですね。少し涼しくていい感じです。さて、昨日は丸一日忙しくてブログの更新も出来ませんでしたが、測量法とGNSS測量のところは一昨日に終了しました。だいたいそれぞれ1時間程度です。

いよいよ本試験が明日に迫ってきました。本日は昼から予定が入っているので、最後に復習する時間は本日午前と本試験の午前中だけ!まぁなんとかなるのかな?って感じですがどうでしょう。


測量法概要

H30-1, R1-1

単語などを覚えるだけ。知らなくても2択まで絞れるはず。後はそれを覚えるだけ。過去問をみると本当に同じ事を繰り返し問われているのが分かります。


作業の留意事項

H30-2, R1-2

法の遵守・モラルなどですが単語は覚えるしかない。モラルについては一般的な常識のある方であれば、なんとなく読めば正解できると思われるし、知らなくてもすぐに覚えられると思う。


基礎数学

H30-3, R1-3

平成29年に出現したものです。平成30年も出題されたところをみると、今後も出題されることが予想されます。


GNSS測量の原理・誤差・基準点測量

(この分野は頻出です。H30-8, 9, R1-8, 9

マルチパスってなに?複数のルートを経由する電波ってのは分かるが、詳細を知らない。どうも周辺の構造物による反射らしい。だから仰角が低いと影響が出る。なるほど電波の特性を知っていると頭にスムーズに入ってくる。過去問をいくつか読むとだいたい頭に入る


楕円体高

(毎年出題されており、問われている知識は同じ。H30-4, R1-4

ジオイドと楕円体の関係を理解する必要がある。ジオイドという単語は知らなかったが、回転楕円体という単語から、地球の表面に対する補正だということにピンときた。正確な回転楕円体ではないことは知らなくてもなんとなく想像できるように思う。

基礎知識として、立体は直交座標系以外の3軸座標系でも表すことができることを知っていたため解答することが出来た。知らなくても経緯度と標高で任意の1点を表現できることは分かると思われる。

  • 楕円体高:準拠楕円体からの高さ
  • ジオイド高:準拠楕円体からジオイド面までの高さ
  • 標高:ジオイド面からの高さ

この関係は必須


基線解析

(ポツポツと出題される)

ベクトルの考え方(空間幾何学の知識)が必要。といっても大げさなものではなくて、直方体の対角線の距離をピタゴラスの定理で導ければ良い。ピタゴラスの定理は誰でも知っていると思うので、最後に平方根を使えれば良い。ただし平方根の表には100までしかないので、それ以上の場合は変換計算できるレベルの知識が必要。初見でも問題ないし、繰り返し演習するもんでもない。

独学で測量士補 応用測量

おはようございます。昨日は応用測量をやりました。はじめてよく分からないところが出てきましたが、まぁ殆ど出題されていないようですし、時間もないようなので無視しようかと思っています。このブログを書きながらでだいたい3時間程度です。

本日を含んで残り4日間です。金曜日は丸一日、土曜日は午後が予定が入っているので、使える時間は残りわずかですね。行けるのか?


路線測量

H30-26, R1-26ともに計算問題

作業工程については単語がよく分からないが、過去問をいくつかこなすとなんとなく見えてくるものがある。最後にもう一回するくらいか。

中心線測量

(計算問題については下記曲線設置とセットで毎年出題されている。ただし出題が25年と26年のみ)

過去問を見ても解説を見てもよく分からないし、ほぼ出ないようなので無視しようかと思う。

曲線設置

(計算問題で、ほぼ毎年出題されています)

これは 接線長・曲線長・半径・弦長の計算問題ですが、一度やれば問題ないと思う。


河川測量

(毎年出題、計算問題がたまに。H30-28, R1-28ともに文章問題

作業内容や距離標設置については、過去問を何回か読むだけです。

河川横断面の平均河床高や水位標高さの計算が数年おきに出題される。計算は平易なんだけど、前視、後視という言葉が分かっていないと出来なかったりする。測点は測量をする場所ではなくて、観測する対象ポイントのこと。ここ知らないと全く歯が立たない。解説を見て覚えるんですが、解説がいまいちわかりにくい。

平成22年度の問題を見るとBM1の横に後視0.238mと書かれていますが、これBM1から後ろ向きに見たときの値ではないです。BM1と中間点の中間あたりに観測装置を設置し、そこからBM1の方を向いたとき(後ろ向き)にBM1に設置している尺を水平観測すると0.238mだったということです。

一方、中間点の方を向いて尺を観測すると2.369mです。BM1の標高が6.526mなら、観測地点の標高が6.526+0.238、中間点の標高は6.526+0.238-2.369=4.395mとなります。

まぁこれだけのことなんですが・・・。


用地測量

(面積計算が毎年出題される。H30-25, R1-25ともに体積計算。H30-27, R1-27ともに面積計算

特に頂点のxy座標を確定することから始める必要がある問題が面倒です。座標を確定してしまえば後は丁寧に三角形と四角形の面積計算をするだけですが、小数点以下を含む値になると計算に本当に時間がかかる。最近は計算が面倒になる傾向があるようです。

作業内容についても出題ありますが、過去問を何回か読むだけ。

独学で測量士補 地形測量

こんにちは。土日はまったく勉強できませんでした。本日朝から地形測量をやりましたが、計算問題は結構簡単ですね。このブログを書きながらだいたい2時間程度です。あと6日ですね。なんとかなりそうな気がしています。

現地測量

(たまに出る、次は当たり年かもしれません。H30-16

覚える必要あるが、過去問を眺めるレベルです。最後に1回やる


TSによる等高線描画

(計算問題。毎年出題される。H30-14, R1-14

相似形が分かれば問題ない。簡単な計算問題。また等高線の表現方法については普通に地理(小学生の社会科レベル)の問題。興味がなかったとしても等高線をみて断面図が分かるようになっていればある程度行けると思う。


細部測量・RTK法

(毎年出題されている。R1-15

ラジアンから垂直距離を求める変換計算は少し知識がいる。微小角になれば直角三角形に近似できるのは理解しておく必要あり。

キネマティック法・RTK法など専門用語を覚える必要があるが、過去問だけで対応可能と思われる。


数値地形図データ

(めったに出ない、29年出ているので出ないと思う。R1-17

数値標高モデルという定義が載っている。いろいろな水平位置が分かると等高線が引けることになり、それが分かるとどういうことになるのかに想像が至れば良い

プロットを細かくすれば刷るほど緻密なデータになることは積分の初歩か?ある立体容積を求めるとき内面に接する多数の円盤(薄い円柱)を考慮するが、緻密にすればするほど正確になる。これを理解しているとすぐにわかるが、これを理解していないと結論だけ覚えるのは厳しいかも知れない。


GIS識別コード

(最近出ていないが、出てもおかしくない)

普通に図示されている図を見て解答できると思うが、始点終点という単語が何を意味するのか分からないと厳しいかもしれない。


車載写真レーザー測量

(29年はじめて出題。R1-20

独学で測量士補 地図編集

昨日は地図編集をやりました。だいたい2時間程度です。これで過去問の半分は終了しました。残り8日間です。なんとか間に合いそうな気がしています。

地図投影法

(毎年出題されます。H30-22, R1-22

過去問をやれば一通りの知識は身につく。3問もやれば、その後はまったく問題なく正解できると思います。ただ変則的な問題に対応するためには、メルカトル図法などが実際にどういう風に投影された地図なのか平面直角座標系との違いを念頭にチェックしていた方がいいと思います。いずれにしてもそんなに時間はかからない。


緯度・経度(計算問題)

(経緯度とセットで交互に出題されているようです。次は経緯度かも。R1-21

読図と地図記号

(経緯度とセットで交互に出題されているようです。次は経緯度かも。H30-21

経度・緯度は完全な計算問題ですが、目標となる施設の記号を覚える必要があります。小学4年生の教科書レベルなんですが、発電所と工場、灯台とか紛らわしいので注意。さらっと目を通すだけで行けると思います。

因みに、本試験では定規で長さを測っていいんですかね?またすべての施設記号は赤色とかで示して欲しいと思うのは私だけ?探すだけで大変なんですけど。


地形図図式規定

(毎年出題されます。H30-15, 23, R1-16, 23

地図編集の原則です。だいたい同じようなことが問われているので、過去問を数問やると問題ないと思います。


コンピューターによる地図編集システム

(毎年出題されます。H30-24, R1-24

ベクタデータ・ラスタデータって言葉がなんなのかはチェックしておいた方がいいと思いますが、ベクタってベクトルのことですよね?それだったら方向と長さを持った矢印のことなので、理解がしやすいです。過去問を数問やると問題ないレベル。

独学で測量士補 写真測量

おはようございます。昨日は写真測量をやりました。だいたい2時間程度で終了しました。今日もコメントを書いていきます。

空中写真測量の作業工程

写真地図作成

(隔年で出題、次は来そうです)

数値地形図データ作成の流れを見ておくだけ。特に難しくない。問われどころは決まっているっぽいので何度かやれば覚えれる。

対空標識の設置作業(H24)は読んでおくだけ。


撮影高度と縮尺

(簡単な計算問題が毎年出題されます。H30-17

全く知らなくても絵を画けて三角比が分かれば解ける問題ばかりです。中学レベルの数学で問題ないと思います。ただ、たまに対象物の標高を求めるという変則的なものがあったりしますので注意。

また単位がmm, cm, mなどバラバラになっており、mmなどに統一して計算しないと混乱する。

前日に確認の意味を込めてどれか1問をやる必要がありますが、変則的なのがいいかもしれません。


オーバーラップとサイドラップ

(計算問題。ここ4年出題ない。下記、比高による写真像のずれとどちらかが出題されているっぽい。こちらが出題される可能性も。H30-18, R1-19

シャッター間隔の計算をするのが少し違うが、基本的には撮影高度の計算と同様の方法。速度と距離、時間(秒)の関係で混乱しないように注意が必要。またオーバーラップの計算があるので少し複雑かもしれません。


比高による写真像のずれ

(計算問題。暫く出題なかったが、ここ2年連続出題。どうも上記オーバーラップとどちらかが出題されているっぽい。またオーバーラップに戻るか?)

縦方向のものが写真に横方向に写るっていう理解が必要。勿論絵を描いたらすぐに分かるものです。


空中写真測量

パスポイントとタイポイントって言葉が出てきます。勿論知りませんでしたが、パスっていうから先へ先へ、あるいは進行ルートなので進行方向の接続点、一方タイってのは結びつけるって意味なので、隣のルートとの接続点かなっていうのが推測できます。いくつか覚えるべき事があるのが過去問を一通りやればOKです。


空中写真の判読(28年度のみ)

デジタルステレオ図化機

写真地図の特徴

H30-19, R1-18

航空レーザー測量

H30-20

これらは過去問を1度やれば、同じようなことが問われているのがわかる。GNSSとかの意味は分からなくてもいいが、フィルタリングやリサンプリングなどという英語の意味(つまりどういう作業を示す言葉なのか)が分かっている方が理解の助けになります。というか、問題の正誤が判断できます。試験の前日にさらっと目を通すとよい。

独学で測量士補 水準測量

おはようございます。春の長雨ですね。かなり寒いです。さて昨日は水準測量をやりました。大体3時間程度です。計算問題が半分くらいありますが、慣れるととても簡単です。また計算問題は覚えることがないので時間がかかりませんね。

それではコメントを書いていきます。というか昨日問題を解きながら書いたコメントを記載します。後11日です。


観測作業の留意点

(毎年でているが、29年は出題なし。次は出ると思われます。H30-10, R1-10

コンペンセーターって何?そのまま訳すと「償うもの」ですが、補正するものって感じなんでしょうか?

視準距離が最大50mということなど問題をいくつかやると自然に覚える。ただまったく興味がなくすぐに忘れると思うので、直前にもう一回やる。


水準測量の誤差と消去法

(かなり出ているが、次はお休みかも。H30-12, R1-11

視準線ってなに?視差はある程度想像つくけどという知識レベルです。接眼レンズで十字線にピントを合わせるうんぬんという文言から、接眼レンズを覗き込むときに目の位置がずれることによる影響のことかなということにピンときた。そうするとピントを合わせないと視差が大きくなるよなということに気付いた。

球差という単語は知らなかったが、字面から球面と接線による誤差やろなということに思いが至った。

誤差が観測距離の平方根に比例することを知らなくても、距離が伸びれば誤差が拡がることは容易に想像がつきます。何も知らないとはいえ、この程度の基礎知識がないと厳しいかなと思う。

また気圧と気温とどっちが大事か?どっちも大事だけど、気温が上がると棒が伸びるような・・・。ここは気温かなというくらいの想像力が必要かも。


電子レベル

(ここ6回は出題なし)

これは問題を何回か読むしかないですね。


レベルの点検と調整

(以下4分野から2つが計算問題で出ている感じです。R1-12

標尺って何?というレベルです。レベルってなに?そのまま訳すと「水準」、水平線を保つための機械かな?という知識レベルです。よく道路工事などで現場の方が使っている三脚のあれですね。

水平になるようにするにはどうしたらよいかを求める問題です。まずポンチ絵をかけるようにすること。後は相似形の考え方が分かれば計算するだけ。なにも知らなくても解けることは解けるが、考える時間を惜しんでどれか1問とりだし、ポンチ絵を見ながら解説を読みこむだけでOKと思われる。直前にもう一度基本問題をやるだけ。


標尺の補正

(隔年、傾向がずれているので次は来るかも。H30-11

水準点の高低差に補正が必要ってことから何をすべきかある程度想像がつく。気温の差による膨張係数や気温による誤差が書かれており、変数を用いて誤差を計算するだけ。標尺改正数はなにを意味するのか知らないし、公式も知らなかったが、きっちりと導き出せた。標尺改正数は理解しておく必要がある。直前にもう一度1問だけやればよいかな。


往復観測の格差

(隔年、次はくるかも。H30-13

往路と復路で符号がプラスマイナス反対になっているが、高低差を順番に測定しているので、反対側から測定するとそうなることは容易に想像がつく。え?なんでというレベルだと厳しい。往路と復路の絶対値の差を採れば誤差が判明する。後は距離に対する誤差を計算するだけ。平方根の変換の基礎知識が必要。直前にもう一度1問だけやればOK


標高の最確値

(隔年で出題、次はお休みかも。R1-13

軽重率をどうやるのかが分からなかったが、距離に反比例することは普通に想像できた。結果として合っていたが、覚えておく必要がある。