就籍許可の申請

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おはようございます。数日前はものすごく寒かったけど、ここにきて少し緩んでるみたい。これくらいが過ごしやすいね。

名変の件を少し前にブログに書いたが、その後は売買契約の契約条件がまだ固まっていないらしく、少し延期になってます。他の仕事もあるためちょっと一息入れれるかなって感じ。という状況のなか、知人行政書士の先生から就籍許可についての問い合わせがあった。

年末少し前から続いている案件らしく、そういう話があるって聞いてたんやけど、本人がどうにも対応が困るような書類が裁判所から届いたってことでした。端的にいうと、日本語と法律の壁があって提出書類を書くことが出来ないっていうこと。

以前申し立てた戸籍訂正の件も結構大変やったが、今回はそもそも無い戸籍を作ってくれっていう案件。そうそうある話でもなさそうで、ネットで調べても取り扱っている先生がほとんどいない状況。ある程度の流れは理解できても、具体的にどのレベルまでの書類を準備すればいいのかがまったくの手探り状態。

戸籍作ってくれっていうことは、現在戸籍が無いだけで、本来は日本国籍の人であるはず。日本で生まれた日本人が無戸籍ってのはほとんど無いから、この方のように外国で生まれてそのままそこで育ったというパターンがほとんどやと思う。

この場合、両親が日本人やったら戸籍を届け出ないってことはないやろうから、どちらかが現地の人なんやろうと推測される。子どもがそこで育っているから、現地にいたのは母親やろうけど。

こういう子どもの国籍がどうなるんかっていうのは、僕が学生やった頃にはまだまだ不安定やったんで、それ以前に生まれていると日本国籍が無かったりする。で、戸籍を作るってなったらその方が日本人やってことを証明せなアカンってことになるから、やっぱり生まれたときの法律とか、両親の国籍とかを調査してってなるわな。途中で法律が変わったとかも必要。こういうことを日本語で説明しろって言われたら日本人でも厳しいと思う。

それなりの費用をいただくことになるから、すぐにお願いされるってことにはならんかったけど、どうなるんやろうね。

2021-01-14 | カテゴリー : 業務関係 | 投稿者 : hiro