名変の書き方と添付情報

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おはようございます。今日から寒くなるみたいな予報が出てるが、東京は日差しもあってそんな感じは全くない。武漢肺炎の感染者は増加してきて爆発してんのちゃうかって感じもするが、どうなんやろう?

さて、司法書士の業務ソフトで「権」ってのがあってそれを使ってるんやけど、今ひとつよく分からんところがある。名義変更と連件申請の添付情報の書き方がそう。

司法書士試験の記述や択一でもよく出題される、前提名変が必要な事例があって、それの書き方。勿論試験に頻出やから書き方自体はわかるんやけど、それをソフトでどう入力するんかなってところで詰まってる。

単に土地のみとかやったら、「所有権登記名義人住所変更」ってんやけど、これが複数の土地でしかも1筆は所有権、他方は持分権。ここまでやったらそのまま上記「目的」を利用できるが、それぞれ順位が違ってる・・・。

2番 所有者 住所A

3番 共有者 持分1/2 住所A

目的として「所有権登記名義人住所変更(順位番号後記のとおり)」って書きたいんやけど、どうもその入力する方法がなさそうなんよね。調べ方が足らんのやろうか?

もう一つは添付情報還付の書き方。

上記名変の後、所有権と持分権をBさんに譲渡するんやが、ここも難しい。単に所有者A→Bおよび共有者(持分1/2)A→Bやったら一申請情報で提供できる。これについて試験の記述でさんざんやらされるから問題ない。

今回やっかいなんは、持分1/2のうち1/4をBさんに移転するってこと。なんでそんなややこしいのかっていうと、後半部分はいわゆる私道部分なんよね。Aさんが宅地用に持っている土地2筆のうち1筆をBさんに売却、それにともなって私道部分の持分を半分Bさんに譲渡するってのが理由。まぁ聞いたらよくわかるけど、申請書の書き方が難しい。

所有権移転+共有者持分の一部移転。これ一申請できません。ここまではえんよね。

申請書に書く添付情報の書き方で詰まってる。住民票や登記原因証情報(売買契約書)はどっちにも使いたいっていうか使わんとアカン。ということでどっちかで使ったらそれを後件でも使うことになる。その場合、「前件添付」とか「別件添付」っていうキーワードを入力することになってるが、これの使い分けが分からん。さすがに試験ではここまで対応してへんのよね。

で、いろいろ調べたら、「前件添付」「後件添付」「別件添付」の使い分けが分かりました。

  1. 前件添付:連件申請する場合において、前件に添付した添付書類を援用する場合
  2. 後件添付:連件申請する場合において、後件に添付した添付書類を援用する場合
  3. 別件添付:同順位で連件申請する場合において、他方に添付した添付書類を援用する場合

ってことで、今回は「前件添付」を3番目の申請で書くってことになるんかな?

これで解決って思ってたら、2番目の申請の添付情報で、「住民票」は「住民票(還付申請)」って書く必要があるんかなっていう疑問が湧いてきた。ついでに3番目も「住民票(前件添付)(還付申請)」になるんかな?っていう疑問も・・・。