宅建講師のお仕事

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おはようございます。1ヶ月以上ブログを更新してないうちにすっかり暖かくなってきました。体が動かしやすくて良いですよね。

さて、この1ヶ月間はいろいろなことがありました。中でも宅建士の講師を引き受けることになったのが大きいかも知れません。ただ、宅建士の講師といっても全ての範囲をカバーする予備校のような講師ではなく、民法の分野に特化した講師です。

宅建業法はまだしもその他法令については教える自信がありません。というか、この分野は単に覚えるだけってところがあるように思うんです。違っていたらごめんなさい。

話を戻しますが、宅建士を受験される方にとって民法は結構敷居が高い分野のようです。聞くところによると殆どの受験生が一番苦手とする科目なんですね。我々行政書士のように日常的に民法に関わりのある仕事をしているものにとっては、一番とっつきやすいというか点数が稼げる分野なんですけど・・・。ということで民法に特化した講師っていうのはぴったりとはまっているように思います。

ご存じのように、宅建士の試験では民法が10問出題されます。区分所有法とか不動産登記など関連分野を含めると14問です。宅建士の試験に合格するにはこのうち半分以上確保しておきたいところといわれています。

ところで来年度は民法改正も予定されておりますし、なんとしてでも今年受かっておきたいと考える受験生が多いと思われます。合格点も上がるかも知れません。

こんな状況ではありますが、受験生にとっては民法で最後の数点を取るのが難しいんです。というのも、民法はなんといっても条文数が多く、どうしても絞り込みで勉強するしかないからなんですね。

宅建のテキストをご覧になったことがある方は分かると思いますが、テキストを眺めても結構ボリュームが薄いんです。過去問で出題された周辺知識を重点的にテキストに載せているようですが、いかんせん内容が絞り込まれていて薄い。これが点数を取りにくくしている要因だと思われます。つまり、学習する段階で取りこぼしが多いので、そこを突かれると一気に崩壊するというか、どうしようもなくなるんです。

テキストには載っていないが過去問を解く上で理解しておいた方が覚えやすいところがいくつかあり、宅建の講師にはそういうところをバランス良く説明することが求められているんですね。なによりも興味を持って貰うことが重要な気がしています。

今回僕が受託しているのは派遣型での講義なので、結構遠方にも出張することになります。当事務所があるのは新宿区なので、中央線の特急ならアクセスしやすいのですが、北関東や東北方面は割と時間がかかるんです。

上野か大宮で新幹線に乗り換えるのですが、どちらにするのか迷うところがあるんですね。スムーズに行くと大宮乗り換えが早いんですが、遅延常習犯の埼京線や湘南新宿線をどうしても選択したくないんです。単に訪問先が埼玉県なら問題ないんですが、新幹線乗り換えを考慮すると時間的な余裕をみておく必要があるんですね。