調停(ADR)研修 手続管理・法律編

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おはようございます。昨日も久しぶりの雷鳴がありました。通り雨っぽかったのですが、少しだけ涼しくなりその後は過ごしやすくなりました。このまま秋へなって欲しいですね。その前に大型台風が接近しています。

さて、7月に始まったADRの研修はまだまだ続いています。ここでようやく折り返し点らしい。この木金ともほぼ一日中研修漬けでした。しかも今週の研修は2日とも終了後に試験があるので気を緩める暇もありません。

木曜日は手続管理の研修でした。実際に調停を申し込み来られた方から実際に調停が始まって終了するまでの流れです。事例をもとに書類を作成するっていう感じだったので割とスムーズに講習も修了し、試験にも対応できました。

しかしながら、金曜日は結構ハードルが高かったです。民事訴訟法が1限目にあったのですが、これがものすごく進度が早い!

行政書士試験を受けられた方なら、行政事件訴訟法ってのを勉強するのでなんとなく入ってくる部分がありますが、それにしてもっていう感じです。

私は幸いにして民事訴訟法はよく知っていましたので、ときどきレジュメを見ながら聞き流していましたが、民事訴訟法を知らない方には結構厳しかったです。試験問題もそこそこ難しかったのではないでしょうか?

どちらとも30問中29問取れたので大丈夫でしたが、前にも書いたように条文の番号を問う問題はやめて欲しかったですね。

ところでADRについて学べば学ぶほど疑問が生じます。至る所で弁護士のチェックが入るところでですね。別にチェックされることがイヤっていうわけではないのですが、なんというか費用対効果としてどうなのかなっていう疑問がものすごく沸いてくるわけです。

たまたま行政書士会がやっているからなんとも思わないのですが、これがもしある営利団体(稼がねばならない会社組織)だったとします。お客様(ADRを申し込んだ方)からいただけるお金はものすごく少ないです。一方で、担当調停人、弁護士、手続き担当などそれなりに費用はかかります。