遺産分割協議書作成のお仕事

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おはようございます。だんだんと朝晩寒くなってきています。朝日が昇るのも遅くなってきましたね。

先日、司法書士の合格証書交付式というものに参加しました。東京法務局の講堂で合格証書が交付されるのですが、この証書がかなりしょぼいんですよね。所謂賞状のようなものではなく、白い厚紙に合格を称しますというようなことがちょろっと書かれているだけの簡素な物なんです。

代表の方が法務局長から受け取ってものの10分ほどで終了。その後は入会の説明などがありましたが、こちらもあっという間に終了しました。読めば分かることをくどくど説明するようなことをしないのはとても好感が持てますね。

前置きが長くなってしまいましたが、今日は遺産分割協議書作成の前段階の戸籍集めについて書こうと思います。

最近、遺産分割協議書の作成依頼が立て続けにありました。大体の方はご自身で遺族の戸籍などを集められていることが多いのですが、どこかで詰まってしまっているという感じでご依頼があるようです。

こちらとして相続人が誰になるのか予めおおよその姿が分かっているのはやりやすいのですが、どうしても全員の戸籍を集める必要があるんですね。しかも出生から死亡まで必要となる方もいらっしゃいます。

戸籍を入手する方法は市役所などに赴いて入手するのが基本ですが、郵送でも受け付けてもらえます。遠方だったりするとこのやり方になりますが、近所でも交通費や要する時間を考えると郵送の方がいいような気がします。

郵送の場合は小為替を返信用切手などと一緒に送ることになります。この小為替使いやすくていいんですが、発行手数料が1枚100円もするんですよね。つい最近まではものすごく割安だったのですが、100円になってしまい気軽に使いにくくなってしまいました。とはいうもののこの方法しかないので、出来るだけ枚数を少なくなるように計算して送ることになります。

原戸籍や除籍など古いのは750円、戸籍450円、付票は300円が多いので、だいたい750円のを複数枚郵送し、使わなかったものを返送いただくことにしています。ところで返送されてきた小為替、我々は他の請求に使うことが出来るので特に問題ではないのですが、一般の方はちょっと困るかも知れませんね。