夏にモーツァルトを聴く

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おはようございます。昨日は夕方にものすごい通り雨があった。スコールのような感じとでもいうんかな。夕立といえば夕立なんやけどね。

さて今日はまったく仕事にも試験にも関係が無いモーツァルトの音楽について。モーツァルトってベートーヴェンと二分するくらいの人気がある。ベートーヴェンのピアノソナタとかはええなぁって思うが、交響曲は個人的にあんまり好きやない。なんというか激情的っていうか叙情的っていうか、日本語でわかりやすくいうと演歌のコブシをきかせるっていう感じが好きやない。

ええなぁって思うのは、楽譜に置かれた音符を恣意的に伸ばしたり短くしたりせず、あくまでも機械的に演奏する。その単調ともいえるリズムにも関わらず、感情を揺さぶるメロディー。それが好き。バッハとかモーツァルトがそういう音楽なんらしいけど。古典的な中でも古い部類なんかな?

あくまでも淡々と。それでいてそれを並べてみるとものすごく美しい。演奏家の出る幕はなく、あくまでも作曲家の才能がそのまま現出される。まるで素数を並べると美しい音楽を奏でるかのような感じがとても心地ええ。数学的な美しさがあるんかも知れんね。

モーツァルトの交響曲ではジュピターが好き。まるで宇宙にいるかのような荘厳な感じがする。魂が重力から解き放たれたかのような感じがする。これがニュータイプって奴なんかも知れんね。因みに重力が無かったら知性は発達しないらしい。

いずれにしても演奏は淡々とテンポ良くやって欲しいなって思う。

2021-07-12 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : hiro