おはようございます。昨夜から雨が続いていて寒いですね。
先日、このブログでも書いたように11月の下旬から司法書士の新人研修が始まっています。一口に新人研修といってもいくつか種類があり、今回は東京会の研修となります。この他に中央研修と(関東)ブロック研修、さらに特別研修っていうのがあります。はぁ・・・。
今年は神田小川町にある貸し会議室のフロアを借り切って行われており、約2週間ほぼ毎日夕方の6時から9時までとなっています。因みに土日はそのどちらかが研修日になっていて、お昼を挟んで朝から夕方までです。
東京会の研修は東京会に1年以内に入会する予定であれば誰でも参加できるようですし、参加人数も多いためか研修内容が充実しているらしく、結構遠方から参加されている方も多いようです。またすでに事務所にお勤めの方も多いみたいです。というより、僕のように行政書士の事務所を開業しているっていうようなのは圧倒的に少数派。
実務研修ということで司法書士が携わる可能性がある不動産登記、商業登記という王道業務や成年後見、過払い請求、簡裁訴訟業務などについての説明になります。頭ではわかっていても、実際の業務ってどうなの、どういうふうに受任して進めていくのっていうことを実体験を交えてお話して貰えます。
不動産売買の決済なんて、不動産会社の人でもない限りはマンションを購入するときくらいしか出会うチャンスないですもんね。しかもその場合でも自分は買い手側での参加であり、業者に言われるがままにベルトコンベアーに載せられているだけと思われます。実際の流れなんてまったく覚えていないって方も多いんじゃないでしょうか。
ところで行政書士もそうなんですが、実務を学んでも、実際にどうやって仕事を取っていくのかってところが最重要ポイントになります。ですが、そこはなかなか教えてもらえないんですよね。というか、具体的な説明になればなるほど、その人のキャラクターや背景に依存している要素が強くなってきて、他人がその通りにしてもうまくいかないんですよね。