教えてちゃん!

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 こんにちは。今日は昨日と打って変わって快晴やね。雪解けも早そうで良かった良かった。昨日は雪が舞うなか無料相談の相談員として出席してきた。天気悪かったけど、予約制やったからほぼ予定通りの相談者が来られていた。

 司法書士会の相談ではあくまでも一般的な回答しかできないんやけど、最後の詰めまで求めてこられる方が多いなぁって思う。つまりそのまま申請書として出せるものを求められたり、分割協議書とか遺言書としてこれで(そのまま使って)ええんか?っていう相談やね。

 昨日も、ダウンロードした申請書の雛形をご持参されて、その場で申請書埋めようとされている方がいらしたので、無料相談の場ではそこまでお教えはできない旨をお伝えして納得いただいたんやけど、なんかなぁって感じた。

 そういう方全部とは言わんけど多くの場合、弁護士とか税理士になにかを頼んでやってもらったことに対して、いっぱいおカネを取られたっていう言い方をされる。無理矢理報酬を支払えといって強要されたりしたわけでもなく、納得してお支払いされているはずやのに、「取られた」って表現をされる。本人は悪気もなく口に出しているんやろうけど、これってちょっとどうなんやろう。

 たぶん医者に対する支払いやったとしたら絶対にそんな表現は口をついて出てこない。医者におカネをいっぱい取られたっていう表現は、少なくとも周りでは聞いたことがない。つまり医療行為に対しておカネを払うのは当然の対価やと認めているからやと考えられる。

 ただ医療を完全自由報酬にすると「取られた」っていう表現が起こりうるような気がするから、どこで受診してもほぼ同じ金額っていうのが理由なんやろう。今のように一部は保険適用というのがまぁいいんやろうね。士業は自由報酬になってしまったから「取られた」って表現が生まれてきたんやと思うとやるせない気がするわ。

 それにしても一応自由化されているはずなんやけど、不動産業は報酬どこでも同じなんよね。やっぱり天井を決めているところがええんやろうか?「これ以上はアカンよ」って言われると、そこまではええんやろってなって、結局そこに収束していく。

 ただ現実問題としては難しそうやな・・・。そうなると教えてちゃんには、一般的なことしか教えれんよなぁってなるよね。見極めが難しいんやけど。

2022-02-11 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : hiro