民泊届出の動きが鈍いようです

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こんにちは。ゴールデンウィーク前半に入りました。季候も良くてどこかへお出かけすることが多いかもしれませんね。

さて、今日は民泊のお話です。先日も新宿支部主催の民泊セミナーへ参加してきたことをこのブログで書きましたが、登録への動きはまだまだ活発とはいえないようです。東京都区部の場合は条例が厳しいところもあるし、マンション規約の問題もありそうです。住宅宿泊管理業者の方の登録が進んでいないのもあるのかもしれませんね。

大家さん側に積極的に登録してもらえないと、住宅宿泊管理業者さんたちも事業縮小になってしまいます。焦りがあるのだと思いますが、届出を自分たちが無料で代わりにやりますというところまで現れているようです。こうなってくると行政書士の出番はありません。

先日、あるお客様から登録届出のお話をいただいて調査を始めていたのですが、上記のように無料で登録のお手伝いをしてもらえるということでお流れになってしまいました。ただその方の物件は所在場所の制約があり、年間宿泊日数が法律よりもかなり制限されるようで、民泊自体をやめようかなということも考えられているようです。

ところで、当事務所が所在する地区の通りを挟んで反対側は住居専用地域となっています。その地区では住宅宿泊でもどうやっても民泊をできないのですね。現時点でいくつか違法民泊があるようなのですが、どうされるつもりなんでしょうか?6月に向けてどうなっていくのか確認していくつもりですが、違法なまま突き進むような気もします。