制度融資の実際

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久しぶりにブログを更新します。5月に賃貸不動産の設備費用として銀行融資が必要になりました。大きな金額ではなかったのですが、自分の勉強も兼ねて制度融資を使ってみることにしました。

新規事業資金として公庫の利用と制度融資の利用がありますが、制度融資の方は銀行なりの保証という形なので少し手間がかかります。

今回利用したのは新宿区が制度融資を使った場合に一部金利を補助してくれるというものです。

新宿区の担当部署は文化観光産業部産業振興課というところで、西新宿の区立産業会館にあります。電話予約して申込書などを持参することになります。書類が足らない場合は再度日程調整が必要なので、疑問があれば電話で出来るだけ詳しく確認するようにしてください。

個人で事業税を払っていない場合はどうしたら良いですか?といったことを確認します。

また申込書は鉛筆で手書きにしておくこと。その場で区の担当者とやりとりしながら修正することもあるからです。ボールペンで書かれたモノを修正する場合は実印をべたべた押すことになります。

特に問題が無ければ、すぐに紹介状を発行してくれますので、それを持って金融機関へ行くことになります。担当者が言うにはどこの銀行でもかまわないが、都銀は跳ねられることが多いとのことです。

金融機関へ持参しますと、その金融機関での申込書が必要になります。ここでも必要な書類は電話で確認するようにしてください。5月1日に持参したのですが、金融機関の担当者が言うには保証協会からの確認事項が今後発生し、信用保証の可否が決定するのは3週間くらいかかるかもしれないということでした。実際に何度か金融機関経由で質問事項があり、連絡が来たのが6月の初めです。ここまでで1ヶ月かかっています。

次にやることは金融機関で金銭消費貸借の契約です。これは保証協会の審査と平行して内部的には審査が済んでいるので、すぐに終了すると思います。