補正あれこれ

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 こんにちは。昨日は暑かったけど、今日は秋の様相ですね。雨が降りそうってこともあって歩くと蒸し暑いけど。

 今日は補正のお話。司法書士の申請を何件もやってると補正が入ることがたまにあります。抵当権の設定とか所有権の移転などで登記識別情報を使うケースがあります。受験生なら誰でも知ってると思うけど、昔は登記済証っていうアナログなハンコが押されたもの(権利証)を利用してた。これやったらそれ一式を申請書と一緒に提出するだけなんやけど、識別情報は暗号を入力する(電子申請の場合)必要がある。

 少し前の識別情報は黒いシールを剥がすっていう作業があって、これが劣化したシールの場合なかなか剥がれんのよ。強く削りすぎると暗号が書かれたところも破れてしまうし・・・。という問題があったがそれは別のお話。

 暗号を入力するとき、少し前までは小文字でもOKやったんやけど、最近どうも大文字で入力せなアカンみたいなんよ。いつも通り小文字のまま入力して申請してたら、後日法務局から電話が掛かってきて、建物と土地の識別情報を入れ替えて試してみたけどどうもうまくいかないから、もう一度見なおしして入力してくれとのこと。

 当然もう一度見なおししてみたけど、まった間違いが見当たらん。もしかしてってことで大文字で補正申請をやったところ、どうやらうまく通過できた。存じのようにキャピタルロックして大文字で入力するのは一手間掛かるからできればやりたくない・・・。小文字でも受け付けて欲しかったなぁ・・・。皆さんどうしてんやろ?そもそも小文字で入力したことないとか?

 補正の第2弾は、還付書類。法務局からの電話をビクビクしながら取ると、

「先生、承諾書煮付けた印鑑証明書は還付できませんよ」

「そうでした。還付不要でお願いします」

あ~あやってもた・・・。