令和3年度 行政書士試験

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんばんは。本日は令和3年度の行政書士試験でした。昨年よりも受験者数が大幅に増加したらしく、試験会場を急遽増やしたようです。

だいたい不景気になると資格試験の受験者数が増加するんやけど、やっぱりそうなんやろうか・・・。行政書士の数が増えると会としては会費納入が増えるため嬉しいことなんやけど、一個人事業主としてはライバルが増えることになるため必ずしも歓迎できることではない。なかなか難しいところやないかな。実際人口は減っているが行政書士数は増えている。東京都に限っても人口増加が見込めない中、会員数は増加している。

どういうことになるかというと、今後仕事にあぶれる行政書士が増えてくる可能性がある。あぶれるっていうよりも、開業したはええんやけど、開店休業状態が続いて、やむなく廃業せざるを得ないという最悪のパターンに陥るかもしれん。

新宿支部の仕事をしているんで、支部のいろんな行政書士の先生の話を聞く機会が多いが、開業後すぐに仕事が入ってきてなんとか回っている先生もいれば、全く仕事がなくって副業でなんとか繋いでいる先生もいる。すぐに仕事が入ってきている先生は、開業前に何らかの個人的な繋がりを持っている様な気がする。なんといってもそもそも商談に進めるってことは、それなりのマーケティングができているってことになるんやが、自分で新たに開拓したっていうよりは、以前のコネクションから派生したっていう風に感じられる。

そういったコネがない先生は広告をしてみるしかないんやが、それにしてもなかなか商談に結びつくもんやない。新規に開業する先生はこういう現実を踏まえ、最低でも2年ほどは仕事がなくても生活できる蓄えがないと厳しいんとちゃうやろか。

因みに僕はどうかっていうと、このブログでも書いたように3年経過したあたりからボチボチと増えだしたような気がします。