電子公証やってみた

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こんばんは。今日は少し寒かった。連休ももうすぐやけど、明日も寒いみたい。緊急事態宣言が出されたがどうなるんやろうね。

行政書士法人の設立にむけて定款を電子公証やってみることにした。リーガルの「権」を使ってるが、会社設立も含めて設立登記申請は始めて。2年前に会社設立の定款作成と電子公証はやったことがあるんやけどね・・・。そのときはセコムの電子証明書は導入してなく、マイナンバーの電子認証でやったりしていたが、司法書士の業務ソフトを導入してる今回は電子認証もそれを使ってやってみた。

簡単にいうと、行政書士法人の定款をwordで作成し、PDFに変換して署名を付け加えるという形で進めることになる。セコムパスポートを利用したいからそれをプラグインできるpdfソフトとしてacrobatとSkyPDFがあるが、リーガルさんに聞いたらSkyPDFの方が安くていいですよってことで、SkyPDF導入。あっという間に電子署名まで完成。やっぱりこういうところは業務ソフト導入した方が効率がいいよなって思ってしまった。

そこまで用意ができたところで、公証役場に電話して定款をチェックして貰う。今回は行政書士会が出している雛形ということやったけど、法律が一部変わってしまっているところもあって数ヶ所修正が入った。修正したものを上記ソフトでPDFに変換して署名する。その後は送り先が公証人という違いはあるが、不動産登記などと同様のやり方で送信して終了。これもあっと言う間に終わってしまった。

電子申請した後は、委任状+定款(紙)を合綴して各ページに社員(発起人)の実印を押していく。オンライン申請っていってもやっぱりこういうところがちょっと悲しいところやね。この原本を公証役場に持参して、いくつか書類を書いたら、電子認証された定款が入ったCD-Rと紙ベースの謄本を渡されて定款認証業務は終了。

次は登記申請やけど、こっちは社印の準備がまだできたおらず少し先になりそう。さらに登記申請書の書き方で詰まってる・・・。「権」の自動作成モードでやってるんやけど、「解散の事由」が自動的に入力されんのよね。最悪は直接入力しようかとも思っとるんやけど、不動産登記でも先日あったようにどの場所に入力すべきかがよくわからんっていう問題があるんよ。補正前提でやるしかないか。

さらにもっと現実的な問題があって、ピンクカードのコピーを添付しろっていうのはわかるが、原本を提示してくれって書かれている。郵送していたら多分戻ってくるのは登記完了後。そうなるとピンクカード使えない。現実的には窓口でチェックしったら、コピーを提出してカードは持って帰ってくるしかないね。なんか他にもいろいろと問題がありそう・・・。