外国の歌

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こんばんは。今日はめちゃくちゃ寒かった。ものすごい寒気が降りてきてるみたい。

なんか今年も気付いたら残り10日。あっという間やね。年初に武漢ウィルスの話がでてきて、すぐに緊急事態宣言。そして業務再開したと思ったのもついこの間の気がしてたけど、半年以上経過していたってことか・・・。

世間では、もう一度飲食店に時間短縮の要請とか、goto取りやめとかのニュースが賑わっているが、普通に生きている我々は翻弄されながらも業務を継続している。新宿区の無料相談会は継続しているし、家庭裁判所の調停委員も継続している。出来るだけ満員電車には乗りたくないなぁって思ってるから、都合がつけば時間を変更したり、車移動に切り替えたりはしているけど。

普通に忘年会があり、研修後に懇親会があり、新年会があるっていう風景が懐かしい。暫くマスクは外せんし、飲み会もあり得へん。慣れるしかないって分かっててもなんとなく気持ちが悪い。

最近、欧州のある国へ仕事でいくためにビザの申請をする必要があるって方からのお話を受けた。スラブ圏の言語が話されてる地域なんやけど、東欧は西欧と違って言語の違いが結構細かい。個人的にはロシア語以外はほとんど分からん。それでもそれなりに調べてたら、いつのまにか洋楽の世界に入ってしまって久しぶりにyoutubeを観ることになってしまった。そしたらめちゃ懐かしい洋楽に遭遇した。

シルヴィー・ヴァルタンの「Irrésistiblement(あなたのとりこ)」

直接は知らないんやけど、何かのCMで聞き覚えのある曲で、わくわくするような躍動的なメロディーに乗ったちょっと低めの女声がとても印象に残ってる。たぶん皆さんも一度は聞いたことがあるはず。

実は中学生の頃、英語もできんくせにフランス語を少し勉強したことがあった。その少し前に「ラ・セーヌの星」っていうアニメがあって、「エトワール・ドゥ・ラ・セーヌ」の掛け声で始まるその主題歌にフランス語が混じってて、何を喋ってるのか知りたかったからっていう不純な動機なんやけど・・・。

まぁそういうこともあってなんとかフランス語の歌を歌おうとしてたときに聞いた曲なんやけど、やっぱり当時は難しかった。今のように低速で再生する手段もなく、そもそも音源に接する機会もない。ってことで挫折したんやね。

日本語の基本は子音と母音が一つずつの組み合わせで音節が出来ててとても短いから音楽に乗せやすい。でも英語とかフランス語って子音と母音のあとに子音がくっついてたりして1音節が長いものがある。このため音楽に乗せにくい。そもそも体系的に音楽に乗せにくいのに、さらに英語やったらまだしもフランス語っていうよく知らん言語。そら無理やで。

ぜんぜん話が違うけど、香港に知人がいる。結構日本のアニメが好きでカラオケで主題歌を歌ってくれる。日本語は上記のようにそれほど難しくない(はず)やけど、でもなんか違うんよ。子音の切れがないと、どうも鈍な印象を受けるみたいなんよね。言語はかくも難しい。

話がコロコロと変わって申し訳ないが、小松左京先生原作の「さよならジュピター」っていう映画がある。三浦友和さんが主役なんやけど、宇宙開発に関わる様々な国の人たちが、各々の母国語で喋ってる。そして胸にバッジをつけている人には自動的にその人の母国語に変換されるっていうシーンが出てくる。

その当時は絵空事やったが、最近ではこの世界に近づいて来ているように思える。勿論、完全な翻訳が不可能なのはよく知られているが、それでもある程度そういうことを念頭に置きつつ喋れば問題はなくなりそうな気がしてる。

それでもその言語特有の音感というかリズムというかは翻訳不可能であり、音楽に乗せられたものはその最たるものとして残っていくんやろうね。

あなたのとりこ。小一時間ほど練習し、ぴったりと音に合わせて歌詞を当てはめることに成功できた。音程的にはまったく問題なし。それにしてもなにやってんやろうね・・・。

2020-12-20 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : hiro