解散と清算結了

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こんばんは。今日は暖かかったです。桜も葉桜になりつつあり、季節は徐々に本格的な春へ移ろってきています。

そんななかお客様から電話がかかってきました。小さな会社を経営されている方です。総務省から封書が届いたが、よく分からないので見てもらえないかということでした。どうも昔経営していた別の有限会社があったが、それをたたんだのに何故か封書が送られてきてよく分からないということです。

会社をたたむときにはまず解散し、その後清算結了まで持っていきますが、清算結了までは官報公告など債権者異議手続きが必要であることなど、その流れを元社長さんへ説明しました。社長さんによっては、単に業務活動をやっていないだけで、会社をたたんだと認識しているケースも多いんですが、その元社長さんによると法務局で手続きをやったと仰るんですね。でも債権者異議手続きのようなのはしていない・・・。

で、登記事項証明書も見せていただいたんです。そしたら、確かに解散はしていたが、清算結了にまでは至っていなかったんですね。法人税の支払請求もなかったようで、元社長さんにとっては会社をたたんだと認識しても仕方がない状況でした。

実は会社は解散しただけでは清算会社になるだけで、会社自体は存続しているんです。清算結了して初めて会社の一生が終わるんですね。いつか復活するかも知れないならそのままほっておいてもいいですし、きちっと清算結了までもっていってもいいとお伝えして話は終了。

会社を残しておくと、例え清算会社でも住民税がかかるって思ってたんですが、そうやなかったんですね。これは新しい発見でした。

明日からの土日はまたしても外出制限の要請がでていますね。来週もどうなることやら。さらに、新宿区内の学校が5月の連休明けまでお休みということが発表されました。東京都教育委員会の方針を受けて区も同じようにするみたいです。これはある程度予想していたとおりなのでちょっとほっとしています。

なんか経験したことはないけど、まさに戦時中の様相です。一生に一度あるかないかという出来事なんでしょう。近所でも感染者が一人でているみたいで、武漢肺炎の騒動はやく収束して欲しい・・・。