建設業のお話

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おはようございます。今日は少しだけ暖かいような気がします。一昨日初雪を見ましたが、あの日は寒かったですね。でも昔はあのくらいの寒さが普通だったとも聞きますし、単に寒さに弱くなっているだけなのかも知れません。

昨日、司法書士の関東ブロック研修が終了し、今日は束の間の休息日です。明日からは中央研修が始まりますが、仕事を抱える身としては少しながら溜まっている仕事を片付けています・・・。

先日、あるお客様のところへお伺いしたときに内装工事業を事業目的に追加したいという話が出てきました。勿論、先方は法律的なことに詳しい方ではないので、事業目的に追加したいというような言い方をされたわけではなく、単に内装工事もやりたいということでした。

内装工事業となれば建設業の許可申請が必要でということが頭に浮かびましたが、小規模であれば特に許可申請は不要です。大きな工事をしようとすれば、許可が必要になりますが、この許可を取るための要件がかなり厳しいんですね。

許可を取るための要件を簡単に説明をし、結局は小規模で最初はやっていくということに落ち着きましたが、その流れの中で日本はしがらみが多いっていうお話になりました。確かに、内装工事をやりたいって思っても、やれ許可が必要だの、法人であれば事業目的の変更が必要だのって様々な手続きを経る必要があるわけです。我々はそのややこしい部分をお手伝いするために存在しているのですが、こういう許認可が厳しいってのは経済活動を抑制する方向ではあるわけです。かといって野放しだと不利益を被る人が発生してしまいます。どのあたりでバランスを取るのが良いのか分かりませんが、悪いことをする人が一定数居るということを前提に仕組みは考えていく必要があるのでしょうね。

話がそれました。結局この話の続きとしては、当面事業目的の変更のみを行い、経験を積んだ上で建設業の許可取得に移行するということに落ち着きそうです。