調停人候補者養成研修参加してきました

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こんにちは。梅雨明けが早かったのですが、ここにきて梅雨前線が押し戻されてきたようです。東京でもこの2日ほど雨が断続的に降っています。九州から近畿地方はものすごい大雨になっていますね。

さて、水曜日からの3日間、東京行政書士会の運営する「行政書士ADRセンター東京」の調停人候補者養成研修に参加してきました。今回は調停技法の基礎編ということで座学と少しばかりのロールプレイがありました。

このロールプレイってのが以外と難しいんですね。そして調停人はあくまでもファシリテーターに徹する必要があるのですが、ややもすれば当事者以上にのめり込んでしまいます。

行政書士になる前にプロジェクトの進捗管理を長い間やってきていたので、会議を進行させることについてはかなりの経験があるんですが、どちらかに肩入れすることが出来ないっていうのが非常に気を遣います。なんとか当事者を対立させないように話を引き出し、解決へもっていかねばならないんですね。

調停人になれば、こういった事例の真っ只中に放り込まれるわけで、ホントにひたすら経験を積んでいくしかないって思っています。またこの調停人のスキルは人の話を聞いて、要点をまとめるという通常の業務にもかなり生かせるのではないでしょうか。

続きの実践編は2ヶ月ほど先の9月下旬にあるので、楽しみです。その2ヶ月の間には個別専門分野の研修があります。行政書士が担当できるのは外国人、自転車事故、ペット、敷金・原状回復の4分野なのですが、一番多いのがペットトラブルらしいのですが、今回はペット以外の3分野について研修を受ける予定です。