平成30年度 測量士補 受験

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こんにちは。すっかり暖かくなり桜も入学式の前に散ってしまいました。

昨年はLEC東京リーガルマインドの「出る順2017年版宅建士ウォーク問」という宅建士の過去問集を使って宅建士の勉強をしていましたが、分野の区切りのところどころに「次はどの資格を目指すか?」というオススメ資格紹介文が記載されています。宅建士は不動産関係ということもあってか、そこには一般的にはあまりなじみがないようなマンション管理士や土地家屋調査士、不動産鑑定士などが書かれています。

私個人としては行政書士の仕事として不動産屋さんとのおつきあいがあり、その延長線上で宅建士を取得したため、どうしても行政書士と相性が良い資格の方に興味があります。行政書士と兼業している資格として結構多いのは中小企業診断士とか税理士なんですが、今後の仕事を考えると希少資格の方がなにかと有効な気がして土地家屋調査士というのに興味を持ちました。

行政書士の仕事でも不動産の登記事項証明書を取得することはあります。その証明書の上半分(表題部といいます)を作成するのが土地家屋調査士、下半分(権利部といいます)を作成するのが司法書士(申請者個人でも良いのですが、基本は司法書士)ということになっています。

宅建士の試験範囲にも不動産登記法がほんの少しありますし、不動産売買の実務で登記事項証明書を見ることが多いので、宅建士の方でもある程度はご存じだと思います。

また行政書士の仕事の中には、飲食店の許可などでCADを使っての平面図作成というのがあります。まぁCADといってもそんなに複雑なのを描くわけでは無いのですが、正確な面積を求めるためある程度本格的な測量が必要です。ということもあって測量も勉強したいと思っていました。

さて土地家屋調査士の試験ですが、いろいろとネットで調べてみたところどうも試験は2段階あり、1次試験が筆記、2次試験が口頭ということのようです。また1次試験は午前と午後に別れておりますが、午前の試験は測量士補の資格を持っていれば免除されるみたいなんですね。いろいろな予備校のサイトを見ても午前は測量士補を受験することを前提にしている感じだったので、不思議やなぁと思っていましたが、そういうことだったんですね。

さらに試験の実施機関である法務省でも測量士補を受験する受験生が多数派であるという認識があるようで、平成30年度から土地家屋調査士の試験実施日が8月から10月に変更となりました。

前置きが長くなりましたが、土地家屋調査士の午前免除を受けるため測量士補を受験することにしたわけです。

国土地理院の実施

測量士・測量士補国家試験及び登録

<<http://www.gsi.go.jp/LAW/SHIKEN/SHIKEN-top.htm>>

試験は年1回(例年5月中~下旬の日曜日)実施され、どなたでも受験が可能です。

実は1月入ってすぐに申し込んでいたのですが、受験票が送られてくる訳でもなくすっかり忘れていました・・・。