制度融資の実際2

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。前回、制度融資の実際について書いたときから2ヶ月半ほど経過しました。今回はその続きです。

6月8日に金融機関で金銭消費貸借契約をしました。これは金融機関からお金を借りるときに交わす契約と基本的には同じです。違いは金利補助がある点です。

通常、金銭消費貸借契約を結ぶと毎月の返済額(元本、金利別)の明細書を貰いますが、この金利分がディスカウントされているんですね。通常2.1%のところを補助1.4%あり、実際は0.7%の負担という感じです。

契約手続きが終わると書類が窓口へ回され、すぐに融資金額から保証料、印紙代などが引かれた金額が指定口座へ入金されます。

「振り込まれたらそれでOK」ではないところに制度融資の制約があります。融資が下りたらすぐに業者さん(使い道となる支払先)へ振り込む必要があるんですね。間が開いてしまうと「なんだ!」ということになるんでしょうか。今回、振り込み予定が6月の終わりだったので、金融機関にて通知預金に振り替えて貰いました。あんまり聞き慣れない言葉ですね。若干金利もつきますが、支払いの2営業日前に窓口に出向く必要があるところが難点です。

1週間ほど経過した後、同金融機関から信用保証決定のお知らせが簡易書留で送られてきました。これは書面が後付けで送られたものですね。

さて業者への支払日も近付いてきた6月27日に窓口に出向いて通知預金から普通預金への振替及び業者への振り込みをしました。通常、振込手数料をケチるため、ネット銀行へ預け替えしてから振り込むなどいろいろな努力をしたいところなんですが、直接融資実行された口座から振り込む必要があるんですね。これが結構高いんですよ。864円もしました。

これで終わりじゃないんですね。信用保証料支払い証明書を金融機関にて書いて貰う必要があります。これを書いて貰うと信用保証料の半額を自治体から振り込んで貰えます。金融機関で書いて貰ったこの書類を新宿区の産業振興課へ提出して終わりです。

提出してから2ヶ月くらい経った8月23日付けで新宿区から決定通知書が送られてきました。